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翻訳練習 課題20


2018年度前期の韓国語講座「翻訳の秘訣」で練習したものの記録です。(7/27/30

動詞14-持つ

意味:「ものを持つ」の場合は갓다,소유하다,「性質がある」の場合は있다

原文1:メタボリックシンドロームを持っている人は、動脈硬化を引き起こしやすくなって、心臓病や脳卒中になってしまうリスクが高くなる。

訳文:대사 증후군이 있는 사람은 동맥경화가 발생하기 쉬워, 심장병이나 뇌졸중에 걸릴 위험이 높아진다.

原文2:「あいつは持っている選手だ」と言われるだけあって、彼はピンチに起死回生のゴールを決めた。

訳文:한방이 있는 선수라는 평을 듣는 선수답게, 그는 위기 상황에서기사회생의 골을 넣었다.

原文3:「知識」や「情報」を持つ者と、持たざる者の格差がますます広がる現代社会で、情報リテラシーはその重要性を増すだろう。

訳文:지식이나 정보가 있는 사람과 없는 사람의 격차가 점점 확대되는 현대 사회에서, 정보관리능력의 중요성이 커질 것이다.

動詞15-

意味:갑자기 태도를 바꾸어 뻣뻣하게 나오다, 정색하고 나서다, 과감해지다

原文1:自分の力では解決できない問題に対して、もうどうしようもないと自分を納得させ開き直ることも大切だ。

訳文:자기 힘으로는해결할 수 없는 문제에 대해서는 할 수 없지 워라고 스스로 인정하는것도 중요하다.

原文2:外国語を学ぶときは、間違えるのは当然と開き直る必要がある。

訳文:외국어를 배울 때는당연히 틀릴 수 있다고 생각하고 뻔뻔해져야 한다.

動詞16-になっている

意味:되어 있다, 되고 있다, (결과적으로) ~이다

原文1:土曜日は原則として休日となっております。

訳文:토요일은 원칙적으로휴일입니다.

原文2:駅構内は禁煙となります。c0077412_10002453.png

訳文:역 구내는 금연입니다.

原文3:成果主義の導入が、組織のやる気を逆に下げてしまう結果になったケースが多く見られる。

訳文:성과주의가 도입되면서오히려 조직의 의욕이 저하되는 결과가 나타난 사례가 많다.

原文4:ニュージーランド大地震でたくさんの人が行方不明になっている。

訳文:뉴질랜드 대지진으로수많은 사람이 행방 불명이 되었다.


by nishinayuu | 2018-12-27 10:02 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)


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Nocturnes Five Stories of Music and Nightfall』(Kazuo Ishiguro, 2009

副題「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」




*「老歌手」――原題はCrooner(ビング・クロスビーなどの甘くささやく歌い方の歌手のこと)。舞台はヴェネチア。語り手は旧共産圏出身のギタリストのヤネク。そしてクルーナーは60年代にビッグネームだったアメリカの歌手トニー・ガードナー。サンマルコ広場でガードナーを見かけたヤネクは、母が熱烈なファンでした、と声をかける。それがきっかけでヤネクはその晩、ゴンドラを窓辺に寄せて妻に向かってセレナーデを歌いたい、というガードナーのために伴奏することになる。

*「降っても晴れても」――原題はCome Rain or Come Shine(レイチャールズの歌のタイトル)。語り手のレイはイングランド南部の大学でエミリとチャーリーに出逢った。レイとエミリはブロードウエイソングが大好きで、レイとチャーリーは一番の親友だった。エミリとチャーリーが結婚したあとも三人の交流は続いたが、チャーリーは世界各地を飛び回って会議をこなすという活躍ぶり。一方レイは英会話の教師をしながら独身のまま47歳になった。夏の初め、レイはロンドン行きの計画を立て、二人に連絡した。二人はいつもレイのための部屋を用意して待っていてくれるのだが、今回は様子が違った。

*「モールバンヒルズ」――Malvern Hillsはヘレフォードシャーの地名。ロンドンでは理解されないと感じた若いミュージシャンの語り手は、ロンドンを離れて姉夫婦の経営するレストランを手伝うことにする。そこで出会ったのは自分を目の敵にしたかつての教師フレーザー婆さんと、旅行者のスイス人夫婦。夫のティーロ(語り手によると髪型はABBA風)はいやに明るく、妻のゾーニャはいやにとげとげしい。語り手はフレーザー婆さんが経営するひどいと評判のホテルをスイス人夫婦に勧める

*「夜想曲」――「二日前まで、おれはリンディ・ガードナーのお隣さんだった」という文で始まる。リンディ・ガードナーは第1話で老歌手がセレナーデを献げた妻その人。大スターである。語り手は売れないサックス奏者。メジャーになる素質はあるのに売れないのは顔のせいだとマネージャーに言われ、美容整形を受ける。そして療養のためにホテルに移ると、やはり顔中包帯でぐるぐる巻きのリンディがいて、二人は急速に親しくなる。

*「チェリスト」――7年前、語り手が出会ったチェリストのティポールは、一流の音楽教育を受けていて、将来が開けている若者だった。安定した仕事がないティポールのために、語り手とバンド仲間がオーディションを受けられるようにしてやった。それをとても感謝していたティポールだったが、一夏のうちにすっかり変わり、態度がでかくなった。それもこれもあのアメリカ女のせいだ、とみんなは思った。チェロの名手だというその女性エロイーズ・マコーマックは、自ら指導を申し出てティポールを虜にしてしまった。

しみじみとした話、ドタバタ調の話、なんとも奇妙な話などを組曲のようにまとめた味わいのある短編集である。名翻訳者による「訳者あとがき」も楽しい。(2018.9.7読了)


by nishinayuu | 2018-12-22 11:21 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)


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読書会「かんあおい」20189月の課題図書。

本書は6つの作品からなる短編集で、各作品の初出はいずれも『小説すばる』。




*『海の見える理髪店』――理髪店主が客を相手に「声に出して語る」部分と、客である男性が心の中で繰り広げる「声を出さずに語る」部分からなる。理髪の細かい手順を踏みながら自分の半生を語り続ける店主。その細かい手順と私事をさらけ出す語りのひとつひとつに集中する客。海の見える爽やかな理髪店がしだいに濃密な緊張感に充たされていく。(表題作だけあって集中で最も印象的な作品。)

*『いつか来た道』――アラフォーの杏子が16年ぶりに昔住んでいた家を訪ねる。農村地帯にそぐわない洋風の建物だったその家は廃屋のようになっていた。そしてそこにはプライドの高い画家だった母親の逸子が、今でも絵を描いているという幻想のなかで朽ちていきつつあった。

*『遠くから来た手紙』――家のことを顧みない夫と、その反対に家のことに口を出してくる姑。そんな日常に嫌気がさして、衝動的に家出して実家に飛び転がり込んだ祥子。夫の孝之が慌てて迎えに来ることを期待するが、スマートフォンに堅苦しいメールが入ってくるだけ。ところどころ黒塗りの四角になっているのは文字化け?と思ったが、それはなんと若き日の祖父が祖母に宛てて書いた軍事郵便だった。

*『空は今日もスカイ』――離婚した母といっしょに小母さんの家にパラサイトしている茜。前に住んでいた街には海があった、そうだ海を見に行こう、と思いついて家出する。途中でであった男の子のフォレストは虐待されている子どもで、二人を一晩泊めてくれたビッグマンはホームレスで。(ストーリーと茜の英語熱がちぐはぐ。)

*『時のない時計』――語り手は父の形見の腕時計を修理してもらおうと、商店街の外れ近くにある時計屋『鈴宝道』へ。古めかしいその店と同様に古めかしい主は、語り手の持ってきた時計を見て「お」とも「う」ともつかない嘆声を上げる。(時計に関する蘊蓄がいっぱい。わが家にとっても思いで深い鳩時計も出てくる。)

*『成人式』――5年前に15歳だった一人娘を亡くした夫婦のもとに、成人式用の振り袖を売り込むダイレクトメールが送られてくる。喪失感の中で互いの痛みに目を背けるようにして生きてきた夫婦は、「いっそ成人式に出てみよう」と思いつく。娘のことを忘れてしまったらしい娘の友人たちへ当てつけるかのように。(荒唐無稽ななりゆきにとまどう。)

こうしてみていくと最初の作品が最高で、少しずつ面白みが減っていく感じの短編集でした。(2018.9.4読了)


by nishinayuu | 2018-12-17 09:28 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)


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永井 淳の訳で新潮社から出ている版のタイトルは『十二本の毒矢』で、12の短編が収録されている。本書はそれより2編少ない10編の短編集となっている。講談社の出版なので、和書に分類すべきかもしれないが、英文の本なので原書としておく。


収録作品のなかで面白かったのは……

*The Chinese Statue――サザビーズのオークションに出品された中国の皇帝像。像そのものより台座に高額の値がつく。(ところでポンドとギニーという貨幣単位を併用しているイギリス人って賢い?)

*The Luncheon――よく覚えていない女性に高級レストランで食事を御馳走する羽目になった語り手。支払い額が心配で自分はサラダだけで我慢した語り手の手許に残ったのはバス代のみ。別れ際、女性はこの店のオーナーと再婚したの、としらっと言って去って行く。(これもまた作者お得意の?お金の話。)

*The Coup――ナイジェリアにやって来た二人のブラジル人事業家。クーデター勃発による大混乱、銀行融資の滞りなどに直面する中で、ライバルだった二人が急接近し、共同で事業を進めることに。(長編にしてもいいような読み応えのある話でした。)

*The First Miracle――時は紀元1年。キリストの奇跡に最初に遭遇したのは少年ピラトだった!

*The Hungarian Professor――イギリスを愛し、イギリス文学に一生を捧げたのに一度もイギリスに行けない教授。涙を誘う物語。

その他は――「One-Night Stand」「Broken Routine」「Henry’s Hiccup」「A Matter of Principle」「OldLove」。いずれもちょっと哀れだったりちょっと滑稽だったりする掌編で、「毒矢」と言うほどではない。

語句に関するメモ

*hiccup――ちょっとした不都合、妨害、挫折。(Henrys hiccup)

*statu pupillari――学生の身分。(Henrys hiccup」)

*V-J Day――Victory Over Japan。アメリカなどで92日に祝う。

(Henrys hiccup)

*Bonheur-du-jour――女性用の文机兼化粧テーブル。(Henrys hiccup)

*langouste――伊勢エビ。(Henrys hiccup)

*B.N.C.――Brasenose College(オクスフォード大のカレッジ)

(「The Hungarian Professor」)

*IBA――ITVとチャンネル4を統合した会社。(「Old Love」)

2018.8.30読了)


by nishinayuu | 2018-12-12 11:10 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

翻訳練習 課題19


2018年度前期の韓国語講座「翻訳の秘訣」で練習したものの記録です。2018.6.257.2

動詞11-

意味:제시간에 도착하다, 충분하다c0077412_08570026.jpg

原文1:飛行機に間に合わないかと思い、空港バスをあきらめてタクシーに乗った。

訳文:비행기를 놓칠세라 공항버스는 포기하고 택시를 탔다.

原文2:(保険の勧誘電話を受けて)「今ので間に合ってます」

訳文:지금든 보험으로충분해요. /더는 필요 없어요.

原文3:議員は、年内に予算編成を間に合わせるとの見解を示した。

訳文:의원은 금년도 안에예산 편성을 마치겠다는 견해를 피력했다. (韓国語では漢字は避けるのが原則なのに、「披瀝」などの漢字由来の語句が意外に多い。)

動詞12-てしまう

意味:~ 버리다(マイナスイメージ),~하고 말다, ~하게되다

原文1:よく似ていたので、姉妹だと思い込んでしまった。

訳文:둘이 아주 닮아서 당연히 자매인 알았다.

原文2:先月買ったばかりのパソコンがもう壊れてしまった。

訳文:지난 달에 새로산 컴퓨터가 벌써 고장났다.

動詞13-

意味:나아가다, 진행하다, 발달하다, 진척되다, 승진하다, (병이)악화되다, 내키다

原文1:テレビゲームなどの普及のせいか、子どもの視力低下が増え、同時に、低年齢化も進んでいる。

訳文:TV게임등의 보급탓인지, 어린이의 시력 저화가 늘고, 동시에 저연령화도 진행되고 있다.

原文2:北欧など、福祉の進んでいる国々では、大規模な施設ではなく、地域の小規模施設が活性化している。

訳文:북유럽등 복지 선진국에서는대규모 복지 시설이 아니라 지역의 소규모 시설이 활성화되고 있다.

原文3:子どもに進んで勉強する習慣を身につけさせるには、モチベーションを上げることが重要だ。

訳文:아이가 스스로 공부하는습관을 갖게하려면 학습 의욕을 높이는 것이 중요하다. (身近な子どもは어린이一般的には아이

原文4:実務家ではなく研究者になるために、大学院に進む道を選びました。

訳文:실무자가 아니라 연구자가 되기위해 대학원에 진학하는 길을 택했습니다.

原文5:気の進まない誘いを受けたときは、それとなく断った方がいい。

訳文:내키지 않는 제안을받았을 때는 자연스럽게 거절하는 것이 좋다. 은근히を使いたくなるが、この文には合わない。)


by nishinayuu | 2018-12-07 09:00 | Trackback | Comments(1)


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An Unsuitable Job For a Woman』(P.D. James, 1972

物語の主要舞台はケンブリッジ。冒頭に「作者の覚え書き」があって「舞台をオクスブリッジとしたり、登場人物たちにケムシズ川でボートを漕がせたりすると、登場人物を、読者を、そして作者をも混乱させるだけであり、モデル問題で怒らせる機会を与える相手を二つもこしらえてしまう」とかなんとか言っている。いくつかの作品の印象から重くて堅苦しい人物のような気がしていた作者が、俄然、ふつうの人に見えてくる一文である。

本作の主人公はコーデリア、22歳。私立探偵事務所の所員だったが、探偵としての資格も経験もなかった。それなのにある日、事務所の所長バーニー・プライドが自殺してしまう。死後の後始末も、備品や書類も、そして不法所持していた拳銃までコーデリアの手に残して。そこへ一人の女性が仕事を依頼するために所長を訪ねてきた。所長が死んだと聞いて帰ろうとする彼女を、コーデリアはとっさに引き留める。「私に御用を聞かせてください。私はプライドさんとは共同提携を組んでいた者で、今は一人で仕事を引き継いでいます。」

こうしてコーデリアはその女性エリザベス・レミングといっしょに、仕事の依頼主であるロナルド・カレンダー卿の住むケンブリッジに出かけて行く。さて――

主な登場人物は上記の人々の他に

マーク(ロナルド卿の息子)/エヴリン(ロナルド卿の妻)/ゴダード夫人(エヴリンの乳母)/クリス・ルン(科学者であるロナルド卿の助手)/グラドウィン(医師)/アダム・ダルグリッシュ(犯罪捜査部の警視)

コーデリアは所長のバーニーから探偵としてのノウハウを学んだが、そのバーニーがその教えを信奉し、尊敬していたのがダルグリッシュだった。すなわちコーデリアは温かい人柄だが運のなかったバーニーの弟子であり、なぜかバーニーには冷たかったダルグリッシュの孫弟子ということになる。ただし本作のコーデリアは探偵というより、「当事者」と深く関わりすぎた素人、という印象。事件の全容を解明し、解説するのはベテランのダルグリッシュなのである。やっぱり探偵は「女には向かない」?(2018.8.26読了)


by nishinayuu | 2018-12-02 18:36 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

読書と韓国語学習の備忘録です。


by nishinayuu