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翻訳練習 課題3

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今学期の韓国語講座「翻訳の秘訣」で練習したものの記録です。(2017.10.30



秘訣-7 主語と述語をなるべく近づける。

原文:米国のサブプライムローン問題は、予想以上の打撃を、米国のみならず、日本などその部品を扱う世界中の自動車産業にまで与えた。

訳文:미국에서 시작된 서브프라임론 사태로 인해, 미국뿐만 아니라 일본등 자동차 부품을취급하는 세계각국의 자동차산업이 예상 밖의 타격을 입었다.

秘訣-8 日本語特有の曖昧な表現を断定形に換える。

原文:学校教育のあり方が問われているようだ。教育とは学力の向上だけが目的ではなく、道徳観や倫理観を養う場でもあるのではなかろうか。そう考えると、なにも学校だけではなく社会全体が教育の場であり、学校教育のみを責めるのはどうかと思う。

訳文:학교교육의 형태가 문제시 되고 있다. 교육이란 학력향상만을 목표로 하는것이 아니라, 도덕관과 윤리관을 키우는 것이기도하다. 그렇다면 딱히 학교만 아니라 사회전체가교육의 장이라 할 수 있으므로 하교교육만을 비난하는 것은 옳지 않다.

秘訣-9 主題を始めのほうに持ってくる。

原文:本学科では、情報技術とマネジメントに関するセンスと能力を持つ人材育成を目標としている。

訳文: 학과의 목표는 정보기술과 매니지먼트에 관한 센스와 능력을 갖인 인재를 육성하는 데에 있다.


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by nishinayuu | 2017-11-28 10:16 | Trackback | Comments(0)


c0077412_09390572.jpg『私の文化遺産踏査記 8』(兪弘濬)


本書はシリーズの12巻目で、日本編4巻を別にして韓半島に限定すれば8巻目の踏査記となる。全体は3部構成になっており、次の各地の踏査記録が綴られている。


第1部 寧越酒泉江と淸泠浦

酒泉江の邀僊亭、法興寺から金サッカの墓まで、淸泠浦と端宗の荘陵


2部 忠州湖畔:堤川・丹陽・忠州

淸風 寒碧楼、丹陽8景、旧丹陽から新丹陽へ、永春温達山城と竹嶺古道、堤川義林池 から忠州牧渓渡しまで、中原高句麗碑から弾琴臺へ


3部 南漢江の川辺の廃寺址

原州居頓寺址・法泉寺址と忠州青龍寺址、原州興法寺址と驪州高達寺址、驪州神勒寺


巻頭言「南漢江に沿って臥遊するために」によると、今回の踏査コースは45日あれば充分に巡ることができるが、23日を1回と日帰り1回に分けて行くのがお勧めだとか。本巻には申庚林や鄭浩承など南漢江に縁の深い詩人の作品もたくさん紹介されているが、それらは著者が意識して選んだというよりは詩自体が踏査記に入れるよう働きかけてきたものだという。そして巻頭言の最後は次のように結ばれている。


何はともあれまた1巻の踏査記を著してみると、大きな宿題をやりおおせた晴れ晴れした気持ちと共に、次の踏査記への重圧が始まる。この踏査記シリーズがいったい何巻になり、どこまで行くのかは私も考えないことにした。ただ、次の踏査記は「ソウル編」であると伝えておいて、すでにもう踏査場所を一つずつ巡っている。次回また会うことをお約束し、どうぞこの本と共に幸せな旅となりますようにと願っている。

東洋画において山水画は、5世紀の南北朝時代の画家・宗炳が歳をとってもはや山に登るのが辛くなるや、山水画を描いておいて寝ながら見て楽しんだところから生まれたという。これを寝て楽しむということから臥遊という。私の踏査記が必ずしも現場に行ってみなくてもソファにゆったりもたれて読書するもう一つの臥遊となることを願っている。


2017.9.30読了)



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by nishinayuu | 2017-11-24 09:50 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)


c0077412_09381878.jpgSummer』(Lisa Grunwald,1985

副題にA storyabout loving …and letting goとある。すなわち本書は強い愛情で結ばれた家族の物語であり、その中の一人があの世へ旅立つのを残される者たちがそれぞれのやり方で受け入れていく物語である。舞台はマサチューセッツ州の半島ケープ・コッドの沖合にあるサンダース島。ケープ・コッドと付近の島々はニューイングランドの中流階級が好んで夏を過ごすリゾート地である。

63日、父親の操縦する自家用飛行機で島へ向かうところから物語は始まる。語り手のジェニファーは18歳。シカゴからボストンへと飛行機、タクシーを乗り継ぎ、父親が自家用機を置いている郊外の飛行場に着いて、遠くからこちらを見ている両親の姿が見えたとき、ジェニファーは心の中でつぶやく。「もうすぐ死ぬんだ」。しかし、背骨の腫瘍で余命いくばくもないはずの母親のルルは、まだいつも通り前向きで、楽天的だった。父親は日常の細々したことはすべて妻に頼っている芸術家気質の彫刻家で、病気の説明を一通りしたあと、話は唐突に(とジェニファーは感じた)「ネプチューンの馬」に飛んでしまう。強い愛情で結ばれている二人が、永遠の別れを前にしてすこしも動揺を見せないことがジェニファーには理解できない。そこでジェニファーは、父親は現実を受けとめるのを拒絶しているのであって、実際に妻から取り残されたら生きていけないだろうから、なんとかして二人を同時にあの世へ送ろう、と思い立つ。

7月から8月へと時が移るにつれてルルの病状はみるみる悪化する。その間ジェニファーの企ては遅々として進まず、ただその企てのおかげで知り合ったベンジャミンへの恋心は募っていく。初めての恋に戸惑うジェニファーに、年齢相応に経験を積んでいる姉のヒラリーは具体的な助言を与える。そして母親のルルはある日、それはルルが死を迎えつつある日だったが、「ジェニファーが愛するに値する人間だ」という確かな自信を与えてくれたのだった。それが、ルルがジェニファーに与えてくれた最後の贈り物だった。そんな中で父親は「回転木馬」の制作に熱中していた。ジェニファーはその「回転木馬」を母親ルルへの最後のプレゼントだと思っていたが……。

メモ:回転木馬の見物人に見える側を「ロマンス・サイド」と呼び、いちばんてっぺんに取り付けられる木馬を「フライング・ジェニー」と呼ぶ。

2017.9.28読了)


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by nishinayuu | 2017-11-20 09:40 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)


c0077412_09535985.jpgGriechesucht Griechin』(Friedrich Dürrenmatt1955

主人公の名前はアルノルフ・アルヒロコス。彼の生きている世界は堅牢で、時間どおりで、道徳的で、上下関係がはっきりしていた。彼の世界秩序のいちばん上、この道徳的世界構造の頂点には大統領が君臨していた。その彼がシェ・オーギュストに初めて現れたのは9ヶ月前の5月のことだった。そのとき彼は「最後から二番目のキリスト者の旧新長老会派」の司教の肖像を小脇に抱えていて、カウンターの上に書けてある大統領の肖像の隣に掛けて欲しい、と言った。3週間後、アルヒロコスはプティ・ペイザン機械工場社長のサイン入り肖像を持ってきて、カウンターの上の3番目の位置に掛けて欲しい、言った。シェ・オーギュストのカウンターの向こうに立っているジョルジェット(オーギュスト・ビーラーの妻)はこれには反対した。プティ・ペイザンはマシンガンを製造しているからと。アルヒロコスが次に持ってきた画家パサップの複製画もジョルジェットに拒否されると、アルヒロコスは気を悪くして、三日間姿を現さなかった。それからまた彼は店にやってくるようになり、マダム・ビーラーはそうこうするうちにムッシュ・アルノルフのあれこれを知るようになった。

すなわち、肉付きがよくて大柄だが青白い顔で内気な、小さな縁なし眼鏡を掛けたアルノルフ・アルヒロコスは、45歳の独り者で、シェ・オーギュストではミルクとミネラルウォーターしか飲まず、ベジタリアンで、女を知らない。プティ・ペイザン機械工場の経理係としてそれなりの収入はあったが、彼の世界秩序の8番目に位置する弟ビビ・アルヒロコス一家のせいで、トイレに囲まれた暗い穴蔵のような屋根裏部屋に住んでいる。そんな状況から彼を救い出すには結婚させるしかないと考えたマダム・ビーラーは、『ル・ソワール』紙に結婚広告を出すようアルヒロコスを説得する。そして彼が文面を考えた広告「ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む!」が紙面に掲載されると、翌々日には返事が来た。差出人はクロエ・サロキニ。かくして1月のとある日曜日にシェ・オーギュストで待ち合わせることになり、目印の赤いバラを身に付けて落ち着かない気分で待っていたアルヒロコスの前に現れたのは、とんでもなく魅力的で、あり得ないほど美しくて気品に満ちた女性だった!

アルヒロコスの前に目の眩むような世界が開けていき、やがてどんでん返しに次ぐどんでん返しが展開していく。そしてなんとこの小説には二種類の結末――デュレンマットが本来書きたかった結末「終わり」と娯楽小説として読み進めてきた読者向けの結末「終わり」(作品の中では「貸本屋のための結末」となっている)が用意されているのだ(?!)。これについては「訳者あとがき」に専門的な解説が記されていて、たいへんお勉強になりました。(2017.9.25読了)
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by nishinayuu | 2017-11-16 09:56 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)

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『保健教師アン・ウニョン、チョン・セラン2015

本書は「現代の若い作家09」シリーズの一つで、10の章からなる長編小説である。舞台は私立のM高校。各章の主要登場人物と「事件」は以下の通り。とにかく変な事件が起こる学校なのである。


①「愛してるよ、ジェリー・フィッシュ」――男子学生チョ・スンゴンの女子学生ジェリー・フィッシュ(クラゲちゃん)への切ない恋。

②土曜日のデイトメート――物語の主人公二人(アン・ウニョンとホン・インピョ)が登場。保健教師アン・ウニョンは数年前に滑り台から落ちて死んだジョンヒョンと今も交流している。ホン・インピョは漢文教師でM高創設者の孫。

③ロッキーと混乱――パク・ミヌ(混乱)とク・ジヒョン(ロッキー)の二人組が引き起こす騒動。

④ネイティヴ教師のマッケンジー――カリフォルニア育ちの韓国人マッケンジーはウニョンにはどこか気に触る人物だったが、実は悪質な特殊能力者だった。彼に片思いをしたユジョンの運命やいかに。

⑤アヒル先生――ある日学校の池に家鴨の子が現れて、生物教師ハン・アルムの奮戦の日々が始まる。

⑥レイディバグ・レイディ――タレント活動をしている生徒レディ(レイディではない)の家に鬼神が出るというので、ウニョンが23日の出張調査に出かける。因みにレイディバグ(テントウムシ)・レイディはビジュアルパンクバンド第1世代の父親が出したアルバムのタイトル。

⑦街灯の下のキム・ガンソン――ウニョンの前に現れた中学時代の同級生ガンソンには影がなかった。死後1週間だった。しばらくウニョンと過ごしたあと、やっと消えることができそうだ、と言ってガンソンが消えたとき、ウニョンは久しぶりに泣いた。(この章がいちばん気に入りました。)

⑧転校生オム――ペク・ヘミンは古典的な丸顔美人。実は河北慰禮城(5世紀)時代の生まれで、これまで50回近く生まれ変わっている。世のため人のためにオム(疥癬ダニ)を食べ続け、寿命はいつも20年ほど。もっと生きたいというヘミンにウニョンとインピョが手をさしのべる。

⑨穏健な教師パク・デフン――歴史教科書の選択で校長と対立し、教室に生徒ではなく死人たちが坐っているという悪夢を見るようになった。ウニョンとインピョのアドヴァイスによって悪夢からもそりの合わない校長からも解放されたデフンは、「穏健な教師」を脱していく。

⑩突風の中で二人は抱き合っていたよね――母親にせっつかれてお見合いしたインピョは相手のシン・ジヨンが気に入ってしまう。花模様が大好きなウニョンとは全く違うタイプの女性だった。それから昇龍現象などのアニメ風な展開を経て、結局インピョはある日、花模様のカーテンが揺れる部屋で花模様の布団にくるまっている自分を見いだすことになるのだった。

韓国語に関するメモ――「時間をつぶす」に当たる表現

*3학년 무리가 우유갑을 차며 시간을 죽이고 있었다.

*유령이 시간을 보내기에 보건실 만큼 좋은 데도 없어서……

2017.9.11読了)


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by nishinayuu | 2017-11-12 09:06 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

翻訳練習 課題2


c0077412_10270221.jpg今学期の韓国語講座「翻訳の秘訣」で練習したものの記録です。(2017.10.23



秘訣-4 一つの文に時間や主題の異なる内容が入っているときは、文を分けて接続語を補う。

原文:彼はイタリアに行って料理を勉強し、帰国後は自分の店を持つに至ったが、今度はワインに興味を示し、フランスで本格的に学ぶ必要を感じてついにソムリエの資格まで取った。

訳文:그는 이탈리아에 가서 요리를 배웠고 귀국 후 자신의 가게까지 열렀다. 그런데 이번에는 와인에 흥미가 생겼다. 프랑스에서 본격적으로 배울 필요를 니낀 그는 드디어 소믈리에 자격까지땄다.

秘訣-5 副詞を活用する。

原文:ついに日頃の努力が試される日が来た。うまく演奏できるだろうか。不安が過ぎらないわけではないが、今さら後戻りもできない。

訳文:드디어 평소의 내 노력을 시험할 날이 왔다. 과연 연주를 잘할 수 있을까? 불안이 마음속을 스쳐가지만 이제와서 되돌아갈 수도 없다.

秘訣-6 意味を明確にするために主語を補う。

原文:連絡を受けた田中部長は突然席を立った。「今日の会議は中止だ」と言ったきり、急ぎ足で会議室を出て行ってしまった。

訳文:연락을 받은 다나카부장님이 갑자기 자리에서 알어서며 말했다. “오늘 회의는 취소하겠어.” 그리고 그는 바삐 회의실을 나가버렸다.


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by nishinayuu | 2017-11-08 10:29 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)

c0077412_13331815.jpgThe Complete Worksof Sakiに収録されている1編でタイトルの意味は「見落とし」あるいは「手抜かり」といったところ。1923年の作品。



ホームパーティーに招く客の人選を任されたレディ・プラウシュ。名前を書いたメモ用紙をあれこれ組み合わせながらレナ・ラドゥルフォードに言う。「まるで中国のパズルだわ。」(あるポーランド人がフィンランド語を「ヨーロッパの中国語」と言っていたのを思い出しました。「ちんぷんかんぷん」ということですね。)夫のサー・リチャードからは、執筆に集中したいのでとにかく和やかなパーティーにして欲しい、と言われている。過去のパーティーではいろいろなトラブルがあった。前の年は女性参政権運動の問題で、さらにその前年はクローヴィス・サングレイルがクリスチャン・サイエンスの祭司的立場の女性にいたずらを仕掛けたせいで、パーティーは大荒れになり、サー・リチャードの書いたものは批評家たちに酷評される羽目になった。

そんな過去の悪夢を繰り返さないようにとレディ・プラウシュが悩んでいるのは、アトキンスンとマーカス・ポパムのふたりだ。彼らはどちらも穏健なリベラルで福音派であり、女性参政権にはどちらかというと反対で、ファルコナー・レポートとダービーのクラガヌールに関する判定は支持している。そこまでは問題なしなのだが、唯一わからないのが彼らの「動物の生体解剖」に対する考えだ。それを聞いたレナ・ラドゥルフォードが、簡単に「賛成・反対」で答えられるアンケートを葉書で送ったらどうか、と提案する。さっそく葉書が送られ、返信が届いて、二人とも「生体解剖」には反対だということがわかり、レディ・プラウシュは用意してあった招待状を二人に送った。ところがアトキンスンとポパムがハイエナよりも凄まじい格闘をはじめて、パーティーはぶちこわしになってしまった。人物調査に大きな見落としがあったせいだった。

本作もサキ独特の雰囲気が楽しく読める作品である。当時の社会の出来事や人々の関心事が盛り込まれていて、とてもお勉強になる作品でもある。作中に取り上げられている主な出来事・事件を記しておく。

*婦人参政権運動――大きな社会運動となってアメリカにも波及した。

*トルキスタンの土地保有権問題

*ファルコナー・レポート――1911年。予算決定における下院優先の原則を打ち立て、累進課税に対する上院の抵抗を排除。

*クラガノール――1913年のエプソムダービーで先頭でゴールしたが、進路妨害で失格となった。このレースでは婦人参政権論者がレース中の馬群に突進して転倒し、4日後に死亡するという事故もあった。

*バルカン戦争――イギリス世論もギリシャ派とブルガリア派に分かれた。

2017.9.1読了)


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by nishinayuu | 2017-11-04 13:35 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)

読書と韓国語学習の備忘録です。


by nishinayuu