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「伊勢の御息所、幼(ワカ)き時和歌を読みし語」

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☆ 『今昔物語』巻第二十四第四十七の再話と韓国語訳です。




今は昔、伊勢の御息所が宇多天皇の后に仕えていた頃、後の枇杷の左大臣で、当時まだ若かった藤原仲平少将が人目を忍んで通っていた。人目を忍んでも、なんとなくみんな気づいていたのだよ。ところがその後、少将が通ってこなくなって、音沙汰もなくなった。伊勢は次のような和歌を詠んで少将のもとに送った。

人しれず絶えなましかばわびつつもなき名ぞとだにいはましものを
(人に知られないまま二人の仲が絶えたのなら、悲しみに嘆きながらも、何もなかったと言うこともできるでしょうに――二人の関係が知れ渡っているので、そういう言い訳もできないのです)

これを見て心を動かされた少将は、今度は二人の間柄を公にして、仲むつまじく暮らしたということだ。


이세-궁녀가 젊었을 때 와카를 지은 이야기

옛날 옛날에, 이세-궁녀가 우다-천황의 배우자인 시치조오-비를 섬기고 있던 시절에, 젊은이던 후지와라나카히라-소장 (훗날의 비와-좌대신 注) 이 남의 눈을 피해가며 이세를 찾아 다니고 있었어. 남몰래 다니려고 애를 썼지만, 저절로 사람들이 그 일을 알아차렸지. 그러나, 얼마 안 있어 소장이 찾아오는 일이 두절되고, 연락도 없어졌 거든. 이세는 이렇게 와카를 지어, 소장한테 보냈단다.

우리 사이를 알아챈 사람이 없었더라면 슬프면서도 모르는체 지낼 수도 있을 텐데

이 와카를 보고 감동했지, 소장은 이번에는 서슴지 않고 두 사람의 관계를 공개해서 이세와 화목하게 살았다고 한다.

注: 좌대신---중앙관청 장관
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by nishinayuu | 2007-08-26 11:27 | 再話 | Trackback | Comments(0)

読書と韓国語学習の備忘録です。


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