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韓国の詩「鴨川」 鄭芝溶

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『나의 문화유산답사기-일본편4 교토의 명소』(2016年8月1日の読書ノート)の末尾で言及した鄭芝溶の詩と日本語訳を紹介します。
画像は同志社大今出川キャンパスにある鄭芝溶の詩碑です。

압천 십리ㅅ 벌에
해는 저믈어......저믈어......

날이 날마다 님 보내기
목이 자졌다......여울 물소리......

찬 모래알 쥐여 짜는 찬 사람의 마음,
쥐여 짜라. 바시여라. 시언치도 않어라.

역구풀 욱어진 보금자리
뜸북이 홀어멈 울음 울고,

제비 한쌍 떠ㅅ 다,
비마지 춤을 추어.

수박 냄새 품어오는 저녁 물바람.
오랑쥬 껍질 씹는 젊은 나그네의 시름.

압천 십리ㅅ 벌에
해가 저믈어......저믈어......


鴨川十里の野原に
日は暮れて……日は暮れて……

昼は昼ごと君を送り
喉がかすれた……早瀬の水音……

冷たい砂粒を握りしめ 冷ややかな人の心、
握りしめ、砕けよ、うつうつと。

草生い茂るねぐら
水鶏の後家が独り鳴き、

燕のつがいが飛び立ち、
雨乞いの踊りを空に舞う。

西瓜の匂い漂う夕べの川風。
オレンジの皮を噛む若い旅人の憂い。

鴨川十里の野原に
日は暮れて……日は暮れて……
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by nishinayuu | 2016-10-04 09:41 | 覚え書き | Trackback | Comments(0)

読書と韓国語学習の備忘録です。


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