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私の10冊-その7(2006~2009)

c0077412_1747264.jpg☆2006年の夏からブログを始めて、読書記録を載せるようになりました。はりきってたくさん読むようになったせいか気に入った本も多く、10冊にしぼるのが大変でした。
画像はThe Alchemistです。




2006年
  オリガ・モリソヴナの反語法(米原万里、集英社)
  一月物語(平野啓一郎、新潮社)
  博士の愛した数式(小川洋子、新潮社)
  《ゴーシュ》という名前(梅津時比古、東京書籍)
  The Professor & the Madman(Simon Winchester、Harper Perennial)
  毎月新聞(佐藤雅彦、毎日新聞社)
  フェルメールの音(梅津時比古、東京書籍)
  家守綺譚(梨木香歩、新潮社)
  説得(ジェイン・オースティン、訳:大島一彦、キネマ旬報社)
  천변풍경(「川辺の風景」박태원朴泰遠、깊은샘深い泉)
2007年
  中二階(ニコルソン・ベイカー、訳:岸本佐知子、白水社)
  カイト・ランナー(カレード・ホッセイニ、訳:佐藤耕士、アーティストハウス)
  サフラン・キッチン(ヤスミン・クラウザー、訳:小竹由美子、新潮社)
  遺失物管理所(ジークフリート・レンツ、訳:松永美穂、新潮社)
  閉じた本(ギルバート・アデア、訳:青木純子、東京創元社)
  パリ左岸のピアノ工房(T・E・カーハート、訳:村松潔、新潮社)
  黄色い雨(フリオ・リャマサーレス訳:木村榮一、ソニー・マガジンズ)
  The Picture of Dorian Gray(Oscar Wilde、Project Gutenberg)
  われはフランソワ(山之口洋、新潮社)
  マグヌス(シルヴィー・ジェルマン、訳:辻由美、みすず書房)
2008年
  The Alchemist(Paulo Coelho、Harper Perennial)
  その名にちなんで(ジュンパ・ラヒリ、訳:小川高義、新潮社)
  夏への扉(ロバート・ハインライン、訳:福島正実、早川書房)
  柘榴のスープ(マーシャ・メヘラーン、訳:渡辺佐智江、白水社)
  僕とおばあさんとイリコトイラリオン(N・ドクンバゼ、訳:児島康宏、未知谷)
  予告された殺人の記録(ガルシア・マルケス、新潮社)
  ピアノ・ソロ(ジャン・エシュノーズ、訳:谷昌親、集英社)
  コレラの時代の愛(ガルシア・マルケス、訳:木村榮一、新潮社)
  ぼくには数字が風景に見える(ダニエル・タメット、訳:古屋美登里、講談社)
  わたしを離さないで(カズオ・イシグロ、訳:土屋政雄、早川書房)
2009年
  칼의 노래(김훈、생각의 나무)
  眠りの兄弟(ロベルト・シュナイダー、訳:鈴木将史、三修社)
  ある人生の音楽(アンドレ・マキーヌ、訳:星埜守之、水声社)
  フランスの遺書(同上)
  엄마를 부탁해(신경숙、창비)
  その歌声は天にあふれる(ジャミラ・ガヴィン、訳:野の水生、徳間書店)
  狂った戦慄(パオロ・マウレンシグ、訳:大久保昭男、草思社)
  赤い薔薇ソースの伝説(ラウラ・エスキヴェル、訳:西村英一郎、世界文化社)
  風の影(カルロス・ルイス・サフォン、訳:木村裕美、集英社)
  悪童日記(アゴタ・クリストフ、訳:堀茂樹、早川書房)
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by nishinayuu | 2010-08-29 17:48 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

私の10冊-その6(2001~2005)

c0077412_10173548.jpg☆2002年の春にヨーロッパ旅行に行くことになり、この年のはじめはパリ、ウイーン、ポーランド関係の本をいろいろ読んでいます。もちろん、セーヌのアルマ橋を念頭に置いて『凱旋門』も読み直しました。
☆韓国語文法の勉強が一通り終わって小説が読めるようになったので、嬉しくていろいろ読んでいます。『나의 문화유산 답사기(私の文化遺産踏査記)』という大部の書物を日本語に訳しながら読む、という作業も始めています。その分、英語の本を読む時間が大幅に減りました。

2001年
  太白山脈8~10(趙廷來、訳:筒井真樹子・安岡明子・神谷丹路・川本亜子、集英社)
  小森陽一、日本語に出会う(小森陽一、大修館書店)
  The Bridge of Years(May Sarton、Norton)
  停電の夜に(ジュンパ・ラヒリ、新潮社)
  めぐり逢う朝(パスカル・キニャール、訳:高橋啓、早川書房)
  時間の中の子ども(イアン・マキューアン、訳:真野泰)
  敗北を抱きしめて(ジョン・ダワー、岩波書店)
  新解さんの謎(赤瀬川原平、文藝春秋社)
  ソウルの風景(四方田犬彦、岩波書店)
  Harry Potter4(J・K・Rowling、Bloomsbury)
2002年
  パリの聖月曜日(喜安郎、平凡社)
  パリ・スケッチブック(アーウィン・ショー、訳:中西秀男、講談社)
  ポーランド(ジェイムズ・ミッチェナー、訳:工藤幸夫、文藝春秋社)
  人間の土地(サン・テクジュペリ、訳:堀口大学、新潮社)
  『2001年宇宙の旅』講義(巽孝之、平凡社)
  ゴドーを待ちながら(サミュエル・ベケット、訳:安堂信也・高橋康也、白水社)
  The Pilot’s Wife(Anita Shreve、Abacus)
  懐かしの庭(黄皙暎、訳:青柳優子、岩波書店)
  コレリ大尉のマンドリン(ルイ・ド・ベルニエール、訳:太田良子、東京創元社)
  アムステルダム(イアン・マキューアン、訳:小山太一、新潮社)
2003年
  容疑者の夜行列車(多和田葉子、青土社)
  聖母のいない国(小谷野敦、青土社)
  ハドリアヌス帝の回想(マルグリット・ユルスナール、訳:多田智満子、白水社)
  W文学の世紀へ(沼野充義、五柳書院)
  二つの岸を結ぶ橋(アラン・ルブラン、訳:阪田由美子、TBSブリタニカ)
  ガセネッタ&シモネッタ(米原万里、文藝春秋社)
  供述によるとペレイラは……(アントニオ・タブッキ、訳:須賀敦子、白水社)
  ペトロス伯父と「ゴールドバッハ」の予想(A・ドキアディス、訳:酒井武志、早川書房)
  봉순이 언니(「ポンスン姉さん」공지영コンジヨン、図書出版青い森)
  부석사(「浮石寺」신경숙申京淑、文学思想社)
2004年
  ゴットハルト鉄道(多和田葉子、講談社)
  ヒヤシンスブルーの少女(スーザン・ヴリーランド、早川書房)
  センセイの鞄(川上弘美、平凡社)
  飯・活人(キム・ジハ、編訳:高崎宗司・中野宣子、御茶の水書房)
  十二国記(小野不由美、講談社)
  客人-ソンニム(黄皙暎、訳:鄭敬謨、岩波書店)
  闇からの谺(崔銀姫・申相玉、池田書店)
  嘘つきアーニャの真っ赤な真実(米原万里、岩波書店)
  火山島Ⅰ~Ⅲ(金石範、文藝春秋社)
  戦争とプロパガンダ(E・W・サイード、訳:中野真紀子・早尾貴紀、みすず書房)
2005年
  スキップ(北村薫、新潮社)
  A Genius in the Family(Hilary & Piers du Pré、Random House)
  リセット(北村薫、新潮社)
  火山島Ⅳ~Ⅶ(金石範、文藝春秋社)
  吉里吉里人(井上ひさし、新潮社)
  새야새야(「鳥よ、鳥よ」、신경숙申京淑、文学思想社)
  The Fountainhead(Ayn Rand、Penguin)
  조선의 뒷골목 풍경(「朝鮮の路地裏風景」강명관、푸른 역사)
  ひとたびはポプラに臥す1~4(宮本輝、講談社)
  クロノス・ジョウンターの伝説(梶尾真治、朝日ソノラマ)
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by nishinayuu | 2010-08-26 10:18 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

私の10冊-その5(1996~2000)

c0077412_10135455.jpg☆この頃から新聞の書評などを参考にして本選びをすることが多くなったせいか、話題の本もかなり読んでいます。ベストテンにはあまり入っていませんが。
☆画像は『百年の孤独』のものです。




1996年
  The Age of Innocence(Edith Wharton、Penguin)
  A Far Cry from Kensington(Muriel Spark、Penguin)
  恢復する家族(文:大江健三郎、画:大江ゆかり、講談社)
  犠牲(柳田邦男、文藝春秋社)
  大地の子(山崎豊子、文藝春秋社)
  またまた・マザー・グース(和田誠、筑摩書房)
  モンテ・フェルモの丘の家(ナタリア・ギンズブルグ、訳:須賀敦子、筑摩書房)
  Politically Correct(James Finn Garner)
  流転の海(宮本輝、新潮社)
  Prizes(Erich Segal、Ivy Fiction)
1997年
  錦繍(宮本輝、新潮社)
  南国に日は落ちて(マヌエル・プイグ、集英社)
  蛇を踏む(川上弘美、文藝春秋社)
  BC!な話(竹内久美子、新潮社)
  少年H(妹尾河童、講談社)
  The English Patient(Michael Ondaatje、Vintage International)
  銀のシギ(エリナー・ファージョン、訳:石井桃子、岩波書店)
  そんなばかな!(竹内久美子、文藝春秋社)
  森からの手紙(田島征三、労働旬報社)
  百年の孤独(ガルシア・マルケス、新潮社)
1998年
  ラバ通りの人びと(ロベール・サバティエ、訳:堀内紅子・松本徹、福音館書店)
  庭仕事の愉しみ(ヘルマン・ヘッセ、訳:岡田朝雄、草思社)
  父パードレ・パドローネ(カヴィーノ・レッダ、訳:竹山博英、朝日新聞社)
  これから話す物語(ノーテボーム、訳:鴻巣友季子、新潮社)
  アガーフィアの森(ワシーリ・ペスコフ、訳:河野万里子、新潮社)
  ら抜きの殺意(永井愛、而立書房)
  たそがれ世代の危険な愉しみ(ルイス・ランデーロ、訳:東谷穎人、白水社)
  森の少女ローエラ(マリア・グリーペ、訳:大久保貞子、学習研究社)
  彫刻家の娘(トーヴェ・ヤンソン、訳:冨原眞弓)
  告白録(ルソー、訳:井上究一郎、河出書房)
1999年
  Enduring Love(Ian McEwan、Vintage)
  小説日本銀行(城山三郎、角川書店)
  父の威厳 数学者の意地(藤原正彦、新潮社)
  鴎外の坂(森まゆみ、新潮社)
  遙かなるケンブリッジ(藤原正彦、新潮社)
  Tuesday with Morrie(Mitch Albom、Doubleday)
  アンモナイトの谷(バーリー・ドハティ、新潮社)
  君についていこう(向井万起男、講談社)
  The Unbearable Lightness of Being(Milan Kundera、Faber & Faber)
  楡家の人びと(北杜夫、新潮社)
2000年
  ガリバーの質問(清水昶、五柳書院)
  豆腐屋の四季(松下竜一、河出書房新社)
  夜は暗くてはいけないか(乾正雄、朝日新聞社)
  朗読者(ベルンハルト・シュリンク、訳:松永美穂、青山出版社)
  彼の奥さん(エマニュエル・ベルナイム、訳:堀茂樹、河出書房新社)
  Undue Influence(Anita Brookner、Penguin)
  Harry Potter 1~3(J・K・Rowling、Bloomsbury)
  太白山脈1~7(趙廷來、訳:筒井真樹子・安岡明子・神谷丹路・川本亜子、集英社)
  アンドロイドは電気羊の夢を見るか(P・K・ディック、訳:浅倉久志、早川書房)
  時は乱れて(P・K・ディック、訳:山田和子、サンリオ)
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by nishinayuu | 2010-08-23 10:14 | 読書ノート | Trackback | Comments(3)

私の10冊-その4(1991~1995)

c0077412_1056396.jpg☆この期間の最大の収穫は、Forsyte Sagaを読み終えたことでしょうか。学生時代にこの作品からとられたIndian Summerという短いエピソードを読んで以来、いつかは全部読もうと胸に温めていた作品です。1992年に紀伊国屋書店で手に入れて、1993年にかけて、大切にゆっくり読みました。
画像は『薔薇の名前』の下巻です。


1991年
  薔薇の名前(ウンベルト・エーコ、訳:河島英昭、東京創元社)
  Wuthering Heights(Emily Brontë、Penguin)
  グスタフ・マーラー(アルマ・マーラー、中央公論社)
  プラテーロとぼく(フワン・ラモン・ヒメネス、訳:長南実、岩波書店)
  象は鼻が長い(三上章、くろしお出版)
  母の肖像(パール・バック、訳:村岡花子、新潮社)
  「の」の音幻論(樋口寛、五柳書院)
  Homage to Catalonia(George Orwell、Penguin)
  誰がために鐘は鳴る(ヘミングウエイ、河出書房)
  地球観光(佐々木幹郎、五柳書院)
1992年
  山月記(中島敦、筑摩書房)
  外科室(泉鏡花、筑摩書房)
  ヴェニスに死す(トーマス・マン、訳:実吉捷郎、岩波書店)
  グレート・ギャツビー(フィッツジェラルド、訳:野崎孝、新潮社)
  テムズ川の人々(ペネロピ・フィッツジェラルド、訳:青木由紀子、晶文社)
  アルジャーノンに花束を(ダニエル・キース、訳:小尾芙佐、早川書房)
  詩人の老いかた(佐々木幹郎、五柳書院)
  わたしが子どもだったころ(ケストナー、訳:高橋健二、岩波書店)
  宇治十帖(岩波古典文学大系)
  日本語表と裏(森本哲郎、新潮社)
1993年
  Casablanca(J・Epstein、H・Koch、P・Epstein、鶴見書店)――シナリオ
  イギリスはおいしい(林望、平凡社)
  キッチン(吉本ばなな、福武書店)
  The Forsyte Saga(John Galsworthy、Penguin)
  南仏プロヴァンスの12か月(ピーター・メイル、訳:池央耿、河出書房)
  Wild Swans(Jung Chang、Flamingo)
  ニホン語日記(井上ひさし、文藝春秋社)
  夜が明けたら(小松左京、文藝春秋社)
  ユンボギの日記(太平出版)
  雨月物語(上田秋成、中央公論社)
1994年
  その夜の嘘(ジェズアルド・ブファリーノ、訳:千種堅、早川書房)
  ケンブリッジの哲学する猫(フィリップ・J・デーヴィス、訳:深町眞里子、社会思想社)
  Measure for Measure(Shakespeare)
  カルテの余白(なだいなだ、集英社)
  棒ふりの控室(岩城宏之、文藝春秋社)
  十六歳の日記(川端康成、筑摩書房)
  Twelfth Night(Shakespeare、Greenwich House)
  われよりほかに-谷崎潤一郎最後の十二年(伊吹和子、講談社)
  The Remains of the Day(Kazuo Ishiguro、Faber & Faber)
  ベラルーシの林檎(岸恵子、朝日新聞社)
1995年
  桜もさよならも日本語(丸谷才一、新潮社)
  泥の川(宮本輝、新潮社)
  流れる(幸田文、筑摩書房)
  小石川の家(青木玉)
  われらの歪んだ英雄(李文烈、訳:藤本敏和、情報センター出版局)
  母の恋文(谷川俊太郎編、新潮社)
  心のおもむくままに(スザンナ・タマーロ、草思社)
  Howards End(E・M・Forster、Penguin)
  伽倻子のために(李恢成、新潮社)
  回想-20世紀最大のメモワール(レニ・リーフェンシュタール、訳:椛島則子、文藝春秋社)
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by nishinayuu | 2010-08-20 10:57 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

私の10冊-その3(1986~1990)

c0077412_920449.jpg☆どうやら青少年向けの本を卒業したようです。1989年に日本語教育の勉強を始めたため、その時期から日本語関係の本が増えています。
 




1986年
  イヴァン雷帝(アンリ・トロワイヤ、訳:工藤庸子、中央公論社)
  積み過ぎた箱船(ジェラルド・ダレル、訳:浦松佐美太郎、暮らしの手帖社)
  Amadeus(Peter Shaffer、Penguin)
  モンテクリスト伯1~7(アレクサンドル・デュマ、岩波書店)
  白夜を旅する人々(三浦哲郎)
  定家明月記私抄(堀田善衞、新潮社)
  黒海の波(ワレンチン・カターエフ、新日本出版社)
  ファウスト(ゲーテ、訳:高橋健二、河出書房)
  アフリカの日々(アイザック・ディネーセン、訳:中村輝子、晶文社)
  人間の大地(犬養道子、中央公論社)
1987年
  チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷(塩野七生、新潮社)
  犬のバルボッシュ(アンリ・ボスコ、訳:天沢退二郎、福音館)
  されど、われらが日々(柴田翔、講談社)
  石狩平野(船山馨、新潮社)
  ズボンをはいたロバ(アンリ・ボスコ、訳:多田智満子、晶文社)
  ある家族の会話(ナタリア・ギンズブルグ、訳:須賀敦子、白水社)
  Tess of the D’Urbervilles(T・Hardy、Penguin)
  Pride and Prejudice(Jane Austen、Penguin)
  二都物語(ディケンズ、筑摩書房)
  異邦人(アルベール・カミュ、訳:窪田啓作、新潮社)
1988年
  ペスト(アルベール・カミュ、新潮社)
  The Portrait of a Lady(Henry James、Penguin)
  Surely You’re Joking, Mr. Feynman(Richard P・Feynman、Bantam Books)
  The Catcher in the Rye(J・D・Salinger、Penguin)
  The Scarlet Letter(Nathaniel Hawthorne、Penguin)
  愛と宿命の泉(マルセル・パニョル、訳:佐藤房吉、評論社)
  2001年宇宙の旅(アーサー・クラーク、早川書房)
  背教者ユリアヌス(辻邦生、中央公論社)
  與謝蕪村の小さな世界(芳賀徹、中央公論社)
  Maurice(E・M・Forster、Penguin)
1989年
  誤訳(W・A・グロータス、訳:柴田武、三省堂)
  日本語の特色(金田一春彦、講談社)
  屋根の上のバイリンガル(沼野充義、筑摩書房)
  Persuasion(Jane Austen、Penguin)
  ことばと文化(鈴木孝夫、岩波書店)
  あらしの前/あらしのあと(ドラド・ヨング、訳:吉野源三郎、岩波書店)
  バベットの晩餐会(イサク・ディネーセン、訳:桝田啓介、岩波書店)
  A Passage to India(E・M・Forster、Penguin)
  やまとことばの人類学(荒木博之、朝日新聞社)
  パイプのけむり1、2,3,4,6,7,14,16,17(團伊玖磨、朝日新聞社)
1990年
  古事記(朝日新聞社)
  浦島太郎の文学史(三浦佑之、五柳書院)
  村落伝承論(同上)
  忘却のパレルモ(シャルル・ルー、高橋たか子、新潮社)
  The Merchant of Venice(Shakespeare、Greenwich House)
  サイレント・マイノリティ(塩野七生、新潮社)
  日本語と外国語(鈴木孝夫、岩波書店)
  The Railway Children(E・Nesbit、Puffin)
  結婚式の写真(アニータ・ブルックナー、訳:小野寺健、晶文社)
  スパイだったスパイ小説家たち(アンソニー・マスターズ、訳:永井淳、新潮社)
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by nishinayuu | 2010-08-17 09:23 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

私の10冊-その2(1981~1985)

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☆前の5年間に比べると児童書の割合が減ってきていますが、この5年間もかなり児童書やアドレッセンス向けの本を好んで読んでいます。
画像はThe Human Commedyのものです。



1981年
  隊商(ハウフ、訳:高橋健二、岩波書店)
  エデンの門、エデンに帰る(ウイリアム・コーレット、訳:越智道夫、岩波書店)
  愛の家族(ザッパー、訳:相沢博、講談社)
  橋のない川(住井すゑ、新潮社)
  約束(ハイム・ポトク、訳:田内初義、角川書店)
  絵のない絵本(アンデルセン、訳:大畑末吉、岩波書店)
  The Long Good-bye(Raymond Chandler、Pan Books)
  イーハドーボの劇列車(井上ひさし、新潮社)
  歌う木(ケイト・セレディ、福音館)
  少女マーカ(リジャ・ネクラーソワ、訳:島原落穂、童心社)
1982年
  Why Didn’t They Ask Evans? (A・Christie)
  My Name Is Aram(W・Saroyan、Dell)
  The Human Comedy(同上)
  始まりへの旅(ハイム・ポトク、訳:大社淑子、早川書房)
  凱旋門(レマルク、訳:山西英一、新潮社)
  夜のパパ(マリア・グリーペ、偕成社)
  The Lady in the Lake(R・Chandler、Pan)
  草の花(福永武彦、講談社)
  SKLAVOJ DE DIO(Gárdonyi、Hungara Esperanto Asocio)
  新十津川物語1~3(川村たかし、偕成社)
1983年
  三国志演義(訳:立間祥介、平凡社)
  Little House on the Prairie(L・I・Wilder、Harper&Row)
  細雪(谷崎潤一郎、筑摩書房)
  イワン・デニーソヴィチの一日(ソルジェニーツィン、訳:木村浩、新潮社)
  しろばんば(井上靖、新潮社)
  きけわだつみのこえ(日本戦没学生記念会編、岩波書店)
  The Critic as Artist(Oscar Wilde、Everyman’s Library)
  スガンさんの山羊、最後の授業(ドーデ、訳:江口清、岩崎書店)
  一色一生(志村ふくみ、求龍堂)
  Moomin Papa at Sea(ToveJansson、Puffin)
1984年
  女帝エカテリーナ(アンリ・トロワイヤ、訳:工藤庸子、中央公論社)
  バラの構図(K・M・ペイトン、訳:掛川恭子、岩波書店)
  The Postman Always Rings Twice(James M・Cain、Pan)
  城砦(クローニン、訳:竹内道之助、三笠書房)
  わが谷は緑なりき(リチャード・ルウェリン、訳:中村能三、三笠書房)
  野性の女よ、さようなら(アンリ・クーロンジュ、訳:窪田般彌、読売新聞社)
  Prelude, The Wind Blows, At the Bay(K・Mansfield、Constable)
  アラバマ物語(ハーパー・リー、訳:菊池圭三郎、暮らしの手帖社)
  Rebecca(Daphne Du Maurier、Pan)
  クウォ・ヴァーディス(シェンキェーウィチ、訳:梅田良忠、平凡社)
1985年
  アラスカ物語(新田次郎、新潮社)
  暮らしの気象学(倉島厚、草思社)
  天路歴程(バニヤン、訳:池谷敏雄、新教出版社)
  塩狩峠(三浦綾子、新潮社)
  Trouble Is My Business(R・Chandler、Penguin)
  足摺岬、銀心中(田宮虎彦、筑摩書房)
  スペインの庭師(クローニン、訳:竹内道之助、集英社)
  Dubliners(James Joyce、Penguin)
  ハリスおばさんモスクワへ行く(ポール・ギャリコ、講談社)
  わが家は森の中(玉木英幸、理論社)
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by nishinayuu | 2010-08-14 20:50 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

私の10冊(1975~1980)

c0077412_1645281.jpg読書記録をつけ始めた1975年以降の各年のベストテンをあげてみました。今回はとりあえず1980年までまとめてみましたが、この頃は読書傾向が児童文学と古典文学に偏っていたことがわかりました。
画像は『リンゴ畑のマーティン・ピピン』です。



1975年
  銀河鉄道の夜(宮沢賢治、筑摩書房)
  風の又三郎(同上)
  飛ぶ教室(ケストナー、訳:植田敏郎、国土社)
  リンゴ畑のマーティン・ピピン(ファージョン、訳:石井桃子、岩波書店)
  閉ざされた言語・日本語の世界(鈴木孝夫、新潮社)
  トムは真夜中の庭で(フィリパ・ピアス、訳:高杉一郎、岩波書店)
  In Chancery (John Galsworthy、Penguin)――Forsyte Sagaの一部
  少年時代Ⅰ・Ⅱ(マルセル・パニョル、評論社)
  今昔物語・巻27(角川書店)
  Love Story (Erich Segal、New American Library)
1976年
  ゲンのいた谷(長崎源之助、あかね書房)
  今昔物語・巻28,巻29(角川書店)
  フランバーズ屋敷の人々Ⅰ~Ⅲ(K・M・ペイトン、訳:掛川恭子、岩波書店)
  飛ぶ船(ヒルダ・ルイス、訳:石井桃子、岩波書店)
  The Mill Stone (Margaret Drabble、Penguin)
  赤いろうそくと人魚(小川未明、偕成社)
  Narnia Stories Ⅰ~Ⅶ(C・S・Lewis、Paffin)
  萬葉私記(西郷信綱、未来社)
  片耳の大シカ(椋鳩十、偕成社)
  ハヤ号セイ川をゆく(フィリパ・ピアス、訳:足沢良子、講談社)
1977年
  コタンの口笛(石森延男、学研)
  平家物語の世界(村井康彦、徳間書店)
  ムギと王様(ファージョン、訳:石井桃子、岩波書店)
  The Little Prince (Saint Exupéry、英訳:Katherine Woods)
  源氏物語・常夏~若菜(岩波古典体系)
  隠された十字架(梅原猛、新潮社)
  平家物語Ⅰ~灌頂巻(岩波古典体系)
  エグルティエール家の人々(トロワイヤ)
  魔の山(トーマス・マン、訳:佐藤晃一、筑摩書房)
  とはずがたり(訳:冨倉徳次郎、筑摩書房)
1978年
  Roots (Alex Haley)
  源氏物語・柏木~夢浮橋(岩波古典体系)
  天の園1~6(打木村治、実業之日本社)
  螢川(宮本輝)
  プリディン物語Ⅰ~Ⅴ(アリグザンダー・ロイド、訳:神宮輝夫、評論社)
  指輪物語Ⅰ~Ⅲ(トールキン、訳:瀬田貞二、評論社)
  流れる星は生きている(藤原てい、偕成社)
  沖縄ノート(大江健三郎、岩波書店)
  Sleeping Murder (Agatha Christie、Bantam)
  日本霊異記(岩波古典体系)
1979年
  The Thorn Birds (Colleen McCullough、Avon Books)
  悪魔とマルガリータ(ブルガーコフ、訳:安井侑子、新潮社)
  万葉開眼(土橋寛、NHKブックス)
  モモ(ミヒャエル・エンデ、訳:大島かおり、岩波書店)
  第九軍団のワシ(ローズマリ・サトクリフ、訳:猪熊葉子、岩波書店)
  木綿以前の事(柳田国男、岩波書店)
  The Red Pony (Steinbeck、Penguin)
  ジェニイ(ポール・ギャリコ、新潮社)
  The Selfish Giant, The Happy Prince,etc. (Oscar Wilde、The Bodley Head)
  ニムオロ原野の片隅から(高田勝、福音館)
1980年
  和泉式部日記(岩波古典体系)
  土佐日記(岩波古典体系)
  ナンタケットの夜鳥(ジョーン・エイケン、冨山房)
  大鏡(小学館日本古典文学全集)
  The Silmarillion (Tolkien、George Allen&Union)
  忘れ川をこえた子どもたち(マリア・グリーペ、訳:大久保貞子、冨山房)
  愛について(ワジム・フロロフ、訳:木村浩、岩波書店)
  King Richard Ⅲ(Shakespeare、Greewich House)
  Franny and Zooey (J・D・Salinger、Penguin)
  ジェニーの肖像(ロバート・ネイサン、訳:山室静、偕成社)
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by nishinayuu | 2010-08-12 16:05 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

『午後の人々』(アントニー・ポウエル著、小山太一訳、水声社)

c0077412_905728.jpg1905年生まれの作家が1931年に発表した作品である。
博物館員であるウイリアム・アトウォーターを中心に、画家、作家、出版関係者、絵画のコレクターなど、自由気ままに暮らしている男女の交流が描かれている。彼らは毎日のようにバーやクラブで飲んだりしゃべったり、食事をしたり、パーティーを開いたり――要するにくっついたり離れたりしているだけで、ストーリーもドラマもない。最後のほうで主役級の一人が海に泳ぎ出て、あとには書き置きが残っている、という場面があり、やっとドラマが起きたか、と思わせておいて、結局ドラマにはならずに終わる。訳者があとがきで、「映画化するなら『夏の夜は三たび微笑む』のイングマル・ベルイマンが最適任だったのでは」と言っているが、なるほどそんな感じの軽快で優雅でどこか不安定な世界を描いた作品である。
ちょっとやっかいなのは、ほぼ同等の比重を持つ人物が大勢登場し、その名前が時と場合によってファースト・ネームだったりファミリー・ネームだったりとめまぐるしく変わることだ。しかもプリングルやらブリスケットやらフォザリンガムやらゴスリングやら、ややこしい姓が並んでいるかと思えば、女性の名はスーザン、ソフィ、ローラ、ジェニファーといったありきたりの名前のオンパレード。顔や姿が見えないので、人物を見分けるのに苦労させられる。(2010.5.16記)
☆p.165のノーズワースが一団の黒人と言い争っている場面に「鏡の国のアリスに出てくる使者その1のアングルサクソン的な態度」ということばが出てきます。『鏡の国のアリス』を読んで(数十年間積ん読のママまだ読んでいない!)どんな態度なのかチェックしなくては。
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by nishinayuu | 2010-08-08 09:01 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

『失われた時を求めて 2』(マルセル・プルースト著、鈴木道彦訳、集英社)

c0077412_7451135.jpg訳本全13巻の2巻目で、原作の第1編「スワン家の方へ」の第2部「スワンの恋」と第3部「土地の名・名」が収められている(巻と編と部の使い分けがややこしい!)。
「スワンの恋」で物語られているのは、語り手が生まれる前後に起こった出来事である。王族や貴族たちとも交流のある裕福なユダヤ人のスワンは、高級娼婦・オデットに紹介されてヴェルデュラン夫人のサロンに出入りするようになり、しだいにオデットに惹かれていく。しかしオデットの方はスワンが自分に夢中になったことを確信すると、初めは秘かに、やがておおっぴらにスワンを裏切り始める。スワンはオデットの不実に苦しみながらも、ますますオデットにのめり込んでいく。このスワンの恋物語の舞台となったヴェルデュラン夫人のサロンは、貴族社会への屈折した思いからくるスノッブの集まりで、そのいやらしさ、醜さが生き生きと描写されているのも読みどころの一つ。
「土地の名・名」で物語られているのは語り手の少年期の思い出である。パリに住む語り手はシャンゼリゼでスワンの娘、ジルベルトと遊び友だちになり、一方的に彼女に恋をする。この語り手のジルベルトに対する恋は、かつてのスワンのオデットに対する恋と相似形になっている。(2010.5.13記)
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by nishinayuu | 2010-08-05 07:45 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)

『問題な日本語』(北原保雄編、大修館書店)

c0077412_22554191.jpg2004年に発行されてかなり話題になったので、今更、という感じではあるが、遅ればせながら目を通してみた。予想通り、取り上げられている項目のほとんどが私にとっては「常識」だったが、それでもいくつか収穫はあった。それらを箇条書きで記しておく。――以下はnishinaの感想。
○「とんでもありません」「とんでもございません」は、現在は、広く使われる普通の言い方と考えてよいでしょう。――過去の用法や語構成がどうこうという段階はもう終わった、ということか。
○「猫に餌をあげる」「花に水をあげる」の「あげる」は美化語として使われている。「あげる」の謙譲性はほとんどなくなって、対等もしくはそれ以下に対してしか使わないのが大勢になっているようです。――そうかも。でも、TVで料理の先生が「これにコロモを付けてあげて」などと言っているのを聞くと落ち着かない気分になる。「コロモを付けてあげたあとは油であげてあげる」のだろうか。
○「犯罪を犯す」は~ヲに〈動作・作用の結果生じるもの〉をとるもので、〈歌を歌う・選挙戦を戦う・遺産を残す〉なども同じ。重言として追放すべき言い方ではない。――納得、と書いたところでふと見たら、「犯罪を犯す」と「遺産を残す」の部分に、訂正を促す波線が現れている!右クリックしてみるとご親切に「重ねことば」という指摘が……。(2010.5.6記)
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by nishinayuu | 2010-08-02 22:55 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)