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韓国の詩 「慕竹旨郎歌」 得烏谷


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新羅時代に詠われた「郷歌」という詩の中のひとつで、みなに慕われた花郎・竹旨郎を詠んだもの。原文は「郷札」(万葉仮名とよく似た方式で漢字表記された文)で書かれており、いろいろな現代語訳がある。ここでは兪弘濬の『踏査記』に出ている訳を使った。




過ぎ去りし春 返り来ざれば

なべて空しく 憂いぞ深き

匂やかなりし そのかんばせに

今や衰え 見え初むるなり

しばしなりとも あいまみえたし

慕わしききみ 辿る旅路は

草深き地に 伏す夜もあらん


그리워하매

모든 것이 서러워 시름하는데

아름다움을 나타내신 얼굴이

주름살을 지으려 하옵내다.

눈 돌이킬 사이에나마

만나 뵙도록 하리이다.

낭이여,그리운 마음의 가는 길이

다불쑥 우거진 마을에 잘 밤이 있으리이까.

(최철 풀이)


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by nishinayuu | 2017-06-21 11:28 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)

韓国の詩 「子規詞」

月白夜蜀魄啾    月白き夜は ソチョクセの声 いよよ寂しく
含愁情倚楼頭    愁いを胸に 楼頭に 凭れをり
爾啼悲我聞苦    汝が啼く声の 哀れさに 我は苦しむ
無爾声無我愁    汝が声の なかりせば 我の愁いも なかりしを
寄語世上苦労人   世の中の 苦労多(さわ)なる人たちに 言ひおかむ
慎莫登春三月子規楼 春三月は 子規楼に 決して登ることなかれ

端宗(1441~1457)は世宗の孫、文宗の息子。父の文宗が在位2年で急死したため、1452年に12歳で王位に就いたが、叔父の首陽大君(後の世祖)によって王位を追われ、江原道寧越に配流されたのち命まで奪われた。子規楼は配流地にあった楼閣で、端宗がここに登って子規の声を聞いていたということからこう呼ばれるようになった。

c0077412_11132594.jpgところで、端宗が胸を痛めながらその声を聞いたというソチョクセは、実は子規(ホトトギス)ではなく木の葉木菟(コノハズク)だった。ホトトギスは澄み切った明るい声で、コノハズクは湿った暗い声で鳴く。
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by nishinayuu | 2017-03-13 11:10 | 翻訳 | Trackback | Comments(2)

韓国の詩 「雨の音」 パク・ゴノ

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朗誦集『타다가 남은것들』の中の一編「雨の音」に日本語訳をつけてみました。原詩は訳詩の下にあります。


雨の音
雨の音を 聞いている。
夜中にふと 目が覚めて
雨の音が 聞こえると
ぱっと開く ドアがある。
とりとめなく 生きてきた
わたしのこの 人生を
くしけずって 整える
雨の音。

現実でも
夢でもない
ふわふわした 状態で
雨の音を 聞いている。

雨の音を 聞くことが
なぜかとても うれしくて。

目を閉じると
大きくなる 地の果てを
ひとり歩む。
耳の中で
歌になっていたりする
雨の音。

今のこんな 感覚を
どう表せば いいのやら
雨の音を 聞いている。

빗 소리  박건호
빗소리를 듣는다.

밤중에 깨어나
빗소리를 들으면
환히 열리는 문이 있다.
산만하게 살아온
내 인생을
가지런히 빗어주는
빗소리.

현실도
꿈도 아닌
진공의 상태가 되어
빗소리를 듣는다.

빗소리를 듣는다는 것은
얼마나 반가운 일이냐.

눈을 감으면
넓어지는 세계의 끝을
내가 간다.
귓속에서
노래가 되기도 하는
빗소리.

이 순간의 느낌을
뭐라고 표현할까
빗소리를 듣는다.
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by nishinayuu | 2017-02-21 15:51 | 翻訳 | Trackback | Comments(2)

「鶴だと思ったら鷺だった」

c0077412_14213281.jpg「鶴だと思ったら鷺だった」
韓国語講座で「-마라/말라, -단다, -구나」を用いてまとまった文を作る、という課題が出ました。そのときに提出した作文です。下に日本語訳をつけました。

어떤 늙은이가 올가미에 걸린 학 한 마리를 구했다. 몇일 후 여자가 늙은이를 찾아와 말했어. 하룻밤 방을 빌려주면 비단을 만들어 드리겠다고. 늙은이는 [학의 보은]이라는 이야기를 들은 적이 있어서 ‘이 여자는 나한테 보은을 하러 온 학이구나’ 라고 생각했단다. 방에 들어가기 전에 여자가 방문을 절대로 열지 말라고 해서, 늙은이는 여자가 학인 것을 확신했단다.
그날 밤 방에서는 내내 덜거덩덜거덩하는 소리가 났어. 날이 밝아 소음은 그쳤지만, 여자는 나타나지 않았어. 어떻게 된 건지 궁금해진 늙은이가 조심조심 방문을 열었더니, 아뿔싸! 방에는 여자도 없고, 방에 놓여 있던 가구나 세간도 모조리 사라지고 없어졌단다. 잠시 멍하니 서 있던 늙은이는 이렇게 중얼거렸단다. ‘그 여자는 학(鶴)이 아니라 해오라기(鷺→사기→사기꾼)였구나.'


「鶴だと思ったら鷺だった」
ある老人が罠にかかった一羽の鶴を救った。数日後、女が訪ねてきて言った。一晩部屋を貸してくれたら、絹織物を作って差し上げましょう、と。老人は「鶴の恩返し」という話を聞いたことがあったので、「この女人は恩返しをしに来た鶴なんだ」と思ったのだよ。部屋に入る前に女が、部屋の扉を決して開けないように、と言ったので、老人は女が鶴だということを確信したんだ。
その晩、部屋からはずっとドタンバタンという音が聞こえていた。夜が明けると音は止んだけれど、女は出てこなかった。どうなっているのか気になった老人が、おそるおそる部屋の扉を開けてみたら、なんと!部屋には女もいないし、部屋に置いてあった家具調度もすっかりなくなっていたんだ。しばらく呆然と立っていた老人は、こうつぶやいたのだよ。「あの女人は鶴ではなくて鷺(サギ→詐欺→詐欺師)だったんだなあ。」
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by nishinayuu | 2015-06-08 14:26 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)

韓国の詩「이름 모를 친구에게」

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「龍仁でビル外壁の窓ガラスを清掃していた作業員 転落死」という報道記事(2010.9.18)に対する詩形式のコメントを日本語にしてみました。原詩の作者名は未詳ですが、男性と想定して訳しました。


そのあたりには 枝の茂った木が一本も なかったのかい
やわらかな芝生を植えた ほんの小さな地面さえ なかったのかい
えい、ちくしょうめ
中秋の節句がすぐに 来るというのに
その日のためにいそいそと立ち働いている母親は どうしたらいいのかい
よりにもよって あんたはおれと 同い年かい
電線にでもつかまって ぶらさがったらよかったものを
ない翼でも ひろげてみたらよかったものを
20階から転落しても 死なずにすんだ人もいるのに
たった9メートルならば 助からなくちゃ
なんとしたって 助からなくちゃ
足許を しっかり見ろよ
とにかく何か ぎゅっとつかめよ
耳許をかすめて飛んだ蝶々にだって つかまれよ

この中秋はもうだめだ
楽しく過ごすのはむりだ
直会(なおらい)をして 泣くことになる


[이름 모를 친구에게]
그놈의 동네는 가지 성성한 나무 하나 없었더냐
푹신한 잔디 한 평 깔려 있지 않았더냐
에라이 에라이
추석이 코 앞인데
눈 비비며 전 부치고 계실 어머니는 어쩌란 말이냐
하필 당신 나와 가튼 나이더냐
전기줄에라도 매달렸어야지
없는 날개라도 냈어야지
누구는 이십층서도 살았다드마는
구미터면 살았어야지
어떻게든 살았어야지
발 밑 좀 살피지
뭐라도 붙잡지
귓볼 스쳐 날던 나비에라도 매달리지

이번 추석은 글렀다
웃으며 지내긴 글렀다
음복하며 울게 생겼다
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by nishinayuu | 2015-02-23 10:09 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)

韓国の詩「12月の葉書」

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韓国の詩人・李海仁の詩を日本語にしてみました。原詩は自由律詩ですが、日本語訳は七五調にしました。表現の拙さが少しはごまかせるのではないかと思いまして。


また1年が過ぎてしまうと
嘆き落ち込むのではなく、
まだここにある残り時間を
嬉しく思う気持ちにさせてくださいな。

この1年に受け取った
友情と 愛のこもった贈り物
辛い思いをした悲しみも
心すなおに神にあずけて、
松ぼっくりが描かれた感謝のカード
好きな人たちみんなに出したい12月。

さあ今はまた生きていかないと。
やるべきことをついつい先に延ばしては
ちょっとした約束をおろそかにして
他人(ひと)に心を開かなかった
この1年の過ちを悔いながら、
慎ましく歩まなくてはなりません。

同じ過ち繰り返す、そんな自分が
今年もとてもいやだけれども
後悔せずにおきましょう。
今日という日が最後の日でもあるかのように
愛しみながら時間を使い、
誰も彼をも許せたら、
それだけで幸せになれるでしょうに……
そんな幸せさえもまた先に延ばして生きている
こんな私の愚かさを、どうか許してくださいな。

見聞きし話すことの多さに
うんざりもする世の中で、
いつもしっかり目を開けて生きていくのはしんどいけれど、
目が濁ったりせぬように、
心も澄んでいるように、
独りぼっちで辛くても、きちんと努力
していけるよう、力を貸してくださいな。

12月には古い暦を取り外し
新しいのに掛け替えて
静かに言ってみるつもりです。
「立ち去れ、古い日々たちよ。
来たれ、新たな日々たちよ。
自分をさらに育むために
私にとってなくてはならぬ
もったいなくもありがたい時間たちよ」と

12월의 엽서 이해인
또 한해가 가 버린다고
한탄하며 우울해하기보다는
아직 남아있는 시간들을
고마워하는 마음을 지니게 해주십시오.

한해동안 받은
우정과 사랑의 선물들
저를 힘들게 했던 슬픔까지도
선한 마음으로 봉헌하며
솔방울 그려진 감사카드 한 장
사랑하는 이들에게 뛰우고 싶은 12월

이제 또 살아야지요
해야 할 일 곧잘 미루고
작은 약속을 소흘히 하며
남에게 마음 닫아 걸었던
한 해의 잘못을 뉘우치며
겸손히 길을 가야합니다.

같은 잘못 되풀이하는 제가
올해도 밉지만
후회는 깊이 하지 않으렵니다
진정 어늘밖엔 없는 것처럼
시간을 아껴쓰고
모든 이를 용서하면
그것 자체로 행복할텐데……
이런 행복까지도 미루고 사는
저의 어리석음을 용서하십시오.

보고 듣고 말할 것
너무 많아 멀미나는 세상에서
항상 깨어 살기 쉽지 않지만
눈은 순결하게
마음은 맑게 지니도록
계속하게 해주십시오.

12월엔 묵은 달력을 떼어내고
새 달력을 준비하며
조용히 말하렵니다
‘가라, 옛날이여
오라, 새날이여
나를 키우는데
모두가 필요한
고마운 시간들이여.’
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by nishinayuu | 2014-12-25 15:56 | 翻訳 | Trackback | Comments(1)

童謡「赤とんぼ」

c0077412_1145507.jpg童謡『赤とんぼ』の韓国語訳です。韓国語講座の中で講師の指導のもと、数人で共訳したものにnishinaが少し手を加えました。各行の最後が5音で終わるようにし、さらに偶数行の行末が同じ母音になるようにしてあります。原詩とメロディーはこちらにあります。


저녁놀에 붉게 빛나는 고추잠자리
업혀서 본 적은 언제였던가.
산속에서 우리 함께 오디를 따며
소쿠리에 담은 추억은 꿈이었던가.
열다섯에 그 누이는 시집을 가고
고향집의 소식도 다 끊어졌네.
저녁놀에 붉게 빛나는 고추잠자리
아, 앉아 있구나 저 장대 끝에.
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by nishinayuu | 2014-11-15 11:46 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)

韓国の詩 「送人」  鄭知常

c0077412_1529785.png☆12世紀、高麗時代の詩人・鄭知常による「韓国で最も美しい叙情詩」といわれる詩を紹介します。はじめに原文の漢詩とその読み、次にそれを韓国語で読んだ文を記し、最後に日本語の拙訳をつけました。なお作者・鄭知常については、右欄の「韓国の著名人」に簡単な説明があります。「韓国の著名人」→→の順にクリックしてご覧ください。

「送人」
雨歇長堤草色多     우헐 장제 초색다
送君南浦動悲歌     송군 남포 동비가
大同江水何時尽     대동강수 하시진
別涙年年添緑波     별루 년년 첨록파

「벗을 보내며」 (역: 유홍준)
비 개인 긴 강둑에는 풀빛 더욱 푸르른데
남포로 님 보내는 노랫가락 구슬퍼라
대동강물은 어느 때나 마를 것인가
해마다 이별의 눈물만 푸른 물결에 더하내


「友を送る歌」
雨晴れし長堤 草の色 深まれど
南浦へ君送る 歌の節 もの悲し
大同江の流れ 絶える日の あらざれば
離別の涙ゆえ 年ごとに 川波の高まらむ
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by nishinayuu | 2014-10-06 15:17 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)

「モハメド君が5人いる」  特派員メモ ロンドン

     
c0077412_10442420.jpg☆新聞のコラム(朝日新聞、日付は忘れました)を韓国語にしてみました。原文は韓国語の下にある「モハメド君が5人いる」をクリックしてご覧ください。


모하메드-군이 다섯 명 있다 특파원메모 런던
15년 전 내가 부임해온 시절, 런던 교외에 자리잡은 내 집 부근은 주민의 대부분이 백인계 영국인이었는데, 지금은 중동이나 동유럽의 식품재료 상점들이 늘어선 완전히 에스닉한 분의기가 감도는 거리가 되었다. 공립중학교에 다니는 맏아들의 반에는 모하메드-군이 다섯 명 있다고 한다.
아들한테 그들에 어떤 차이가 있는지 물었더니, “불량한 척하면서도 유쾌한 모하메드, 우등생이지만 성가신 모하메드, 공부는 조금 뭇하지만 마음씨가 고운 모하메드……”. 파키스탄이나 알제리 같은 부모의 출신지가 아니라 [인물본위] 평가의 대답이었다.
한편으로 로버트, 앨릭스 같은 영국식 이름을 가진 친구들이 실제로는 폴란드계, 아니면 루마니아계인 경우도 있다.
최근 정부가 발표한 국세조사결과에 의하면, 런던 주민의 37%가 외국출신자다. 이른바 [백인 영국인]은 2001년에는 58%였지만, 작년에는 45%로, 드디어 반수를 밑돌았다.
때로는 마찰이나 차별이 뉴스가 되기도 하지만, 그것은 그만큼 [공존]이 일상화 된 것을 말하는 증거일 것이다. 이슬람 희생제의 날, 학교가 [이슬람교도인 학생들은 학교를 쉬어도 괜찮다] 라는 통지를 배부했는데, 그 때 “우리 집안도 이슬람교도가 되자” 라며 조르는 아들에는 좀 질렸지만.

「モハメド君が5人いる」
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by nishinayuu | 2013-11-09 10:56 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)

韓国の詩「漢拏山の躑躅」   李殷相


c0077412_1003850.jpg鷺山・李殷相が漢拏山に登って霊室の躑躅を詠んだ詩を日本語にしました。5・7調でまとめることを最優先にしましたので、かなり強引な訳になっていると思いますが……。
なお、李殷相については右の欄にある「韓国の著名人」をクリックし、さらにをクリックすると簡単な説明が出てきます。

遙けく高き この山に/土にもあらぬ 石くれの
狭き隙間を 突き破り/一人侘びしく 咲く花の
愛おしく またいじらしく/熱き思いは ほとばしる

花を一もと 折り取りて/抱いて見むと 思へども
我が許にては かの花の/不幸せにや 思はなむ
このまま我ら 離れいて/恋ひ恋ひながら 生きゆかむ


높으나 높은 산에 흙도 아닌 조약돌을
실오라기 틈을 지어 외로이 피는 꽃이
정답고 애처로워라 불같은 사랑이 쏟아지네

한 송이 꺾고 잘라 품음 직도 하건마는
내게 와 저게 도로 불행할 줄 아옵기로
이대로 서로 나뉘어 그리면서 사오리다
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by nishinayuu | 2013-10-25 10:02 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)