韓国の詩「出家」 ウォンソン



☆韓国の詩集『風鐸』のなかの一編を日本語にしてみました。原詩は日本語の下にあります。

かあさんはぼくを寺に連れてきた。
かあさんの誓願でぼくは出家したわけで
ぼくの出家はかあさんの強い願いだった。

三人の息子をみんな出家させたかったかあさん
末っ子だけはうまくいった、とただただ喜んだかあさん
出家する、とぼくが言ったとき
すぐさまぼくの手を引いて山にやってきたとき
恨めしかったし薄情だとも思った。
ぼくがどうして出家する決心をしたのか
心の内を知ろうともしないで。

――心を磨くためにここに来たんだよ。
――磨く心ってどこにあるの。

捨てたくて捨てたのではないんだって。
家を出たくて出たのではないんだって。
けれどもぼくは何もかも捨てて、思い残すこともなくここに来た。

――欲にまみれた俗世間はけがれているから、絶対に山を下りて来るんじゃないよ。
――世間ってどこのことなの。

山を下りていくかあさん
欲にまみれた俗世間に戻っていくかあさん
ぼくの心に清らかな思いをいっぱい植え付けておいて……。




출가 원성 시집[풍경]에서

어머니는 나를 절에 데려왔다.
어머니의 서원으로 나는 출가하였고
나의 출가는 어머니의 원력이었다.

세 아들 모두 출가시키려 했던 어머니
막내둥이만 성공했다 기뻐하시기만 했던 어머니
출가한다 말했을 때
야속도 하지 원망도 했었다.
내가 왜 출가하고자 결심했느지
속내도 알려고 하지 않고.

____마음을 닦으러 이곳에 왔단다.
____닦을 마음이 어디에 있나요.

버렸으나 버린 것이 아니래요.
떠났으나 떠난 것이 아니래요.
하지만 나는 버렸고 미련 없이 왔다.

____욕심에 찌들은 속세가 탁하니 절대 산을 내려오지 말아라.
____그 어디가 세속인가요.

산을 내려가시는 어머니
욕심에 찌들은 속세로 가실어머니
내게 맑은 생각만 가득히 심어 주고……
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by nishinayuu | 2008-09-09 11:49 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
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