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『デルフィニア戦記13 闘神達の祝宴』(茅田砂胡著、中央公論社)

c0077412_20155828.jpgロザモンドとバルロに二世が誕生する。しかも男女の双生児。これを機にふたりは結婚披露宴を行うことになり、国王はふたりの結婚を祝って隣国との「国交回復記念式典」を催すことを思いつく。人々の期待は王妃リイのドレス姿に集まる。当日、リイは美しさ、あでやかさで並み居る美女を圧倒し、王とのダンスまで披露して絶賛を浴びる。宴の会場では、ロザモンドとジルが、ジルとアビーが、ファロットのヴァンツァーとシェラが、ヴァンツァーとアランナが顔を合わせ、それぞれの間で大きな意味を持つ話が交わされる。特にアランナにはこの出会いのあとで大変な災難が降りかかる。一方アランナの兄ナシアスと、ジルが後継者と見なしているイヴンは、いよいよ身を固める決断をしなければならない事態に追い込まれる。
美の極致のリイと得体の知れない恐ろしいリイという、リイの2つの面が鮮やかに浮き彫りにされた、ドラマチックな巻。(2007.12.4記)
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by nishinayuu | 2008-03-15 20:16 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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