『デルフィニア戦記12 ファロットの誘惑』(茅田砂胡著、中央公論社)

c0077412_9383754.jpgウォルとポーラを結婚させるには自分がウォルと離婚するしかない、と思いこんだリイは、結婚の証書を盗み出そうと神殿に乗り込む。バルロからことの顛末を聞かされたポーラがリイのもとに駆けつけ、誤解も解けて、ポーラはめでたくコーラル城の人となる。ポーラを女性達にお披露目する日、リイは光り輝く女神と見まがう装いで現れて女性達の目を奪う。しかしその席で出された菓子には毒が仕込まれていた。リイを狙うファロット一族の魔手は易々と城内に入り込んでいたのだ。ファロットは次にシャーミアンを誘拐してリイを誘い出す。こうして森の中でレティシアと対決したリイは、恐ろしい敵ながら、自分と同種の何者かであるレティシアに親近感を覚え、やがてふたりは親しく語り合ったりする仲になる。そんなリイを見てシェラは「王妃に男ができた」とウォルに報告する。リイとレティシアの他にもロザモンドとバルロ、ロザモンドとタウのジルなど、目の離せない人間関係満載の巻である。(2007.12.3記)
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by nishinayuu | 2008-03-13 09:38 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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