『私の文化遺産踏査記 2』

c0077412_10595266.jpg韓国の文化遺産を紹介する名著『나의 문화유산답사기2』(유 홍준著、 창작과 비평사)の2巻目。韓国各地の文化遺産を訪ね歩き、美術的、建築的、歴史的に考察しながら解説した「文化遺産の案内書」である。といっても堅い話ばかりではなく、皮肉たっぷりの批評や愉快なエピソードなどが随所に織り込まれており、「文化遺産を巡る随想」といった趣もある楽しい読み物になっている。韓国旅行をする前に、ぜひ読んでおきたい本である。法政大学出版から日本語版が出ている。(2007.11.9記)

☆2003年に1巻目の8章「感恩寺」が韓国語講座で取り上げられたのをきっかけに、勉強仲間3人で「踏査記を読む会」を結成し、日本語訳を作りながら読み進めてきたものです。1巻の1章から順番に、という形ではなく、興味のあるところから、あるいは韓国旅行中に訪ねるつもりの所を優先して、という具合にとびとびに読んできたため、1巻、3巻の順に読み終わり、この巻が最後になりました。4年もかかってしまったわけですが、おかげで韓国のお寺や遺跡についてはちょっと詳しくなった(かな?)と思います。日本の文化遺産を知らずによその国のことばかり知ってどうする、とも思うのですが、同じ著者の『私の北韓(北朝鮮)文化遺産踏査記』2巻が書棚で待ちかまえていて……。
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by nishinayuu | 2008-02-02 11:00 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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