『猫舌三昧』(柳瀬尚紀著、朝日新聞社)

c0077412_11113040.jpg2000年4月から2001年9月の期間、朝日新聞の夕刊に連載されたコラムをまとめたもの。
あとがきに(なぜか最初に後書きをちらっと見る癖があって……)「慣用句、ことわざ、成句、季語、話題の用語など、言葉をめぐるエッセイ」とあるので、気楽に読めるだろうと思ったのが大間違い。ジョイスの『フィネガンズ・ウエイク』の訳者だけあって、語呂合わせもギャグも至極高級で、気楽に読むというわけにはいかず、ずいぶん「お勉強」させられてしまった。やはりあとがきに「読者から歓迎されたようで、連載が延長になった」とあり、朝日新聞夕刊の読者は教養人なのだ!ということもわかった。ちなみに我が家はちょうど2000年頃に、勇敢にも夕刊をやめたので(おやじギャグ初級)、このコラムは読んでいない。おかげで、どの話も新鮮でよかった。古川タクの装画がいい雰囲気を出している。(2007.10.3記)
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by nishinayuu | 2007-12-15 11:11 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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