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『デルフィニア戦記4 空漠の玉座』(茅田砂胡著、中央公論社)

c0077412_13474399.jpgこの巻ではウォルたちがコーラルを奪回するまでのスリルと感動の物語が展開される。一度は、王冠を戴く資格なし、とされたウォルであるが、養父フェルナン伯爵を死に追いやったベールゼン侯爵を討ち、改革派政治を終わらせるため、コーラル城奪回という所期の目標に向かって邁進する。そしてこれまでウォルに従い、ウォルを守護してきたリイ、タウの自由民、ドラ将軍、ラモナ騎士団の面々は、いよいよ結束を固めてウォルトともに進撃する。一方コーラル城内では女官長に「真実」を語らせてウォルを追い詰める計画が着々と進められている。さて、女官長の語った真実とは――。

☆女官長の語る「真実」の内容は読者には予測可能です。そうした読者の予想を裏切らないように話をもっていくのがエンターテイメントの正しい書き方だと思います(!?) 主人公たちの運命がよい方に開けていくとわかっているからこそ、ハラハラドキドキの場面を楽しむことができるのです。(2006.12.26記)
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by nishinayuu | 2007-08-14 13:47 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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