韓国の詩「弥勒寺を通りかかりて」

☆韓国の詩を日本語にしてみました。原詩はほとんどの行が母音数15になっています。訳詞は5・7調でまとめてみました。

弥勒寺を通りかかりて      蘇東鳴
古の大いなる寺 荒れ果てにけり
寂しげに咲き出でし花 可憐に見ゆ
箕準王の南に下り 遊び興ぜし跡なれど
夕陽(セキヨウ)のもと 芳草のみがはびこれり
懐旧の思いは深く 馬しばし此処に止めて
憂い鳴く杜鵑(ホトトギス) 追い散らしたり
幢竿(ドウカン)支柱 望柱(ボウチュウ)のごと空しく立ちて
夕雲のもと 暮れゆくことも忘れけり

(注)幢竿支柱:旗を立てるための石柱
 望柱:墓の前に立てる対の石柱
なお、弥勒寺についてはマイリンクの「韓国の地名」のを、箕準王についてはマイリンクの「韓国の著名人」の、作者の蘇東鳴については同じく「韓国の著名人」のをご覧ください。

原詩
미륵사를 지나며 소동명
옛날의 크나큰 절 이제는 황폐했네
위로이 피어난 꽃 가련하게 보이도다
기준왕 남하하여 즐겨 놀던 옛터건만
석양에 방초만 무성하구나
옛일이 감회 깊어 가던 걸음 멈추고
서러워 우는 두견 쫓아버렸네
당간지주 망주인 양 헛되이 솟아 있고
석양의 구름 아래 저물음도 잊었어라
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by nishinayuu | 2007-06-21 09:47 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
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