『Northanger Abbey』 (Jane Austen)

c0077412_17471421.jpg読書会「かんあおい」2006年11月の課題図書『ジェイン・オースティンの読書会』に関連してオースティンを読み始めて、これで4冊目。長編6編の中には前に読んだもの、映画を見たものなどもあるが、この作品は初めて。
ヒロインのキャサリンは17歳で、他の作品のヒロインと同様とても若いけれども結婚適齢期の女性である。彼女の「友人」であるミセス・アレンはおしゃれにしか興味のない人物であり、新しくできた「親友」のイザベラは誠実さとは無縁の人物。そんな人たちと親しくすることに喜びを見いだしているキャサリンも、したがってあまり思慮深い人物とは言えない。ヘンリーがそんな彼女のどこに惹かれたのか、納得できる説明はないが、とにかく彼女はヘンリーの恋人となり、ヘンリーの父親の反対に遭うという事態もあったが、結局めでたしめでたしとなる。この締めくくりの場面は相当ご都合主義でいいかげんである。(2006.11.26記)

☆この作品はProject Gutenberg からダウンロードして読みました。
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by nishinayuu | 2007-01-11 14:34 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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