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『ジェイン・オースティンの読書会』(カレン・ジョイ・ファウラー著、矢倉尚子訳、白水社)

c0077412_20204095.jpg読書会「かんあおい」2006年11月の課題図書。
ジェイン・オースティンの小説6編を、6人の仲間が順番にリーダーになって月に一編ずつ読む読書会の話。メンバーは年齢も生き方もまちまちの女性5人と男性1人。著者によると、ジェイン・オースティンの小説をよく知っている人も、全く知らない人も楽しめるように書いたという。が、オースティン愛好家にはおそらくオースティンへの言及が少なすぎてもの足りなく、オースティンを知らない人にはおそらくオースティンへの言及が多すぎて訳がわからないだろうと思われる。登場人物の人間関係が絡まり合っているところはオースティン風と言えなくもないが、描かれている出来事はオースティンの穏やかな田園で生起するものとはかけ離れた、めまぐるしい現代社会のものである。
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by nishinayuu | 2006-12-02 09:53 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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