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『緋色の研究』(コナン・ドイル著、大久保康夫訳、早川書房)

c0077412_167686.jpg読書会「かんあおい」2006年8月の課題図書。ホームズ・シリーズ第一作目の作品で、世評はあまり高くないらしいが、私にとっては中学生の時に読んでホームズ・ファン(シャーロッキアンの域にはほど遠いが)になった思い出深い作品である。
第1部にホームズとワトスンの出会いと、事件の捜査状況が描かれ、第2部に事件に至るまでのいきさつが描かれている。推理小説としては第1部とエピローグにある事件のまとめだけで充分なのだが、この作品の最大の魅力は第2部の壮大な物語にある。一方、初登場のホームズが、何となく青臭いような軽いような感じがするのもおもしろい。後の作品に出てくるホームズや、ドラマでジェレミー・ブレットが演じた渋いホームズの姿が焼き付いてしまったせいだろうか。

☆画像は創元社文庫のものです。
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by nishinayuu | 2006-10-28 21:23 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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