『ボストン、沈黙の街』(ウイリアム・ランディ著、東野さやか訳、早川書房)

c0077412_20383857.jpg知的で上品な都市というイメージのボストンがかかえる暗い部分が浮き彫りにされる。すさまじい死体の描写から始まり、ハードボイルド的な展開になるのかと懸念したが、意外にも情感あふれる雰囲気で話が進んでいく。訳が懇切丁寧でいい。

☆この本は図書館にインターネット予約をして借りました。もし、実際に図書館に出かけて借りる本を物色していたら、きっと借りなかったと思います。カバーに、ピストルを手にしたあまり風体のよくない男の写真がついているからです。もう少し内容に見合ったカバーがついていたら、この本はより多くの読者を獲得できると思うのですが。
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by nishinayuu | 2006-09-18 11:41 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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