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『朝鮮短編小説選(下)』(大村益夫・長璋吉・三枝寿勝訳、岩波文庫)

 
収録作品と著者:そばの花咲く頃(李孝石)、椿の花(金裕貞)、春・春(同)、翼(李箱)、少年行(金南天)、五月の薫風(朴泰遠)、滄浪亭の記(兪鎮午)、泥濘(韓雪野)、留置場で会った男(金史良)、狩り(李泰俊)、巫女図(金東里)、習作室にて(許俊)。
ほのぼのとした、後味のよい作品も入っているので、上巻よりは読みやすい。「そばの花咲く頃」「五月の薫風」はいかにも短編らしい‘よくできたお話’になっている。
「翼」は主人公の人格も、主人公と妻との関係も、奇っ怪ではあるけれども、そこがおもしろいといえばおもしろい。著者李箱(イサン)の名を冠した「李箱賞」は日本でいえば芥川賞に当たる文学賞である。

☆著者についてはマイリンクの「韓国の著名人」をご覧ください。
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by nishinayuu | 2006-09-01 23:01 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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