『朝鮮の路地裏風景』 (姜明官著)

c0077412_2240785.jpg『조선의 뒷골목 풍경』( 강명관 著、푸른역사)

朝鮮時代の人々の暮らしぶりを活写した読み応えのある本。地の文の韓国語は読みやすかったが、引用された資料の部分は文体も語彙も古い「古文」が多くて難儀した。難しすぎるので飛ばしてしまった部分もある。
取り上げられている項目は民衆医、盗賊、賭博、禁酒令、科挙、姦通、やくざ者、放蕩、など。特に科挙と姦通の項は「目から鱗」だった。
また、この本は装丁もすばらしく、写真や絵画がふんだんに使われているのでそれを見ているだけでも楽しい。

☆この本は、韓国語講座の先代講師からいただいたものです。日本文学の研究者で、文章やことばに対する感覚が鋭敏な韓国女性であるこの方が「この本はきちんとした韓国語で書かれているので、おすすめです」とおっしゃっていました。
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by nishinayuu | 2006-07-30 15:26 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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