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『火山島』(金石範著、文藝春秋社)

c0077412_2236868.jpg全7巻。大韓民国成立前夜の済州島を描いた貴重な記録文学で、実に読みごたえがあった。が、もしかしたら3分の2あるいは2分の1に縮めることもできたのではないか、という気がしないでもない。主人公の優柔不断とも見える言動は複雑に揺れ動く心と深い苦悩を示すもので、それをじっくり物語るにはこれだけの長さが必要だったのかもしれないが。


☆済州島は「三多」といって、風と石と女が多い所とされていました。風景の美しいことで知られ、韓国では一頃、新婚旅行で行くところ、ということになっていたようです。最近はドラマ「オール・イン」のロケ地としても有名になりました。私が参加している韓国語講座の仲間の多くもこの地を訪れています。ドラマのロケされたホテルに宿泊した人も、乗馬を楽しんだ(たぶん馬をかなり難儀させた)人も、一様にその風光のすばらしさを褒め称えていました。
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by nishinayuu | 2006-07-14 23:40 | 読書ノート | Comments(2)
Commented by Harry at 2006-07-23 15:26 x
オールインの風景はとてもきれいでしたね。済州島は確かチャングムの誓いでも出てきましたね。
Commented by n.y. at 2006-07-23 20:24 x
「チャングム」でわかるように、済州島は罪人が島流しにされる「絶海の孤島」だったわけです。チャングムも、着いたばかりの頃は逃げだそうと必死でしたよね。
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