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『A Genius in the Family』(Hilary &Piers du Pré 著、Random house)

c0077412_1627586.jpg天才的なチェロ奏者として活躍を始めて間もなく、病のために将来を断たれ、長期にわたる闘病生活の末に世を去ったジャクリーヌ・デユプレの生涯を、姉と弟が綴った伝記。
麻痺が進行していくジャクリーヌ・デユプレが、最期の時まで自分の演奏したレコードに耳を傾けていた、と韓国の小説『浮石寺』にあった。闘病ものと内幕ものは原則として読まないことにしているが、この人の生涯と、特に発病後のダニエル・バレンボイムとの関係についてどうしても知りたくて読んでしまった。
「天才」の苦悩、「天才を持った家族」の苦悩、「天才と結婚した天才」の苦悩の一端をうかがい知ることができ、おもしろかった、という言葉は当てはまらないが、読みでのある本ではあった。

☆この本はアマゾンで買いました。(価格は忘れました^^;)
 
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by nishinayuu | 2006-07-13 15:32 | 読書ノート | Comments(0)
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