『汽車は7時に出るんだよ』 (申京淑 著)

c0077412_22343959.jpg『기차는 7시에 떠나네』( 신경숙著、 문학과지성사)

精神的ショックから記憶喪失になった姪の姿を目の当たりにした主人公は、長い間記憶から消していた自分の過去を探し始める。謎解きの緊迫感と、謎が解明されたときの感動が味わえる作品。
申京淑は1963年生まれ、1994年に『深い悲しみ』がベストセラーになった。その後『浮石寺』で2001年度の李箱賞(芥川賞のようなもの)を受賞。2005年に自伝的小説『離れ部屋』の邦訳(安宇植訳、集英社)が出ている。

☆『浮石寺』を読んでファンになってしまいました。それで、韓国へ行ったときに『汽車は7時に』を、タイトルに惹かれて買ってきました。ほかに『鳥よ鳥よ』という短編も読みましたが、どれも「雪」が効果的に使われているのが印象的でした。残念ながらこの3作品はまだ邦訳がないようです。
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by nishinayuu | 2006-07-10 17:01 | 読書ノート | Comments(1)
Commented by blood-sweat-tears at 2011-02-06 11:57
数年前、韓国の現代小説を1冊くらい読んでみようと思って図書館に行き、タイトルに惹かれて借りました。私の韓国語力では期間内に読みきれず韓国に行く人に頼んで買って来て貰いました。友人にもストーリーを知って貰いたくて頑張って日本語訳しています。ハジンがチェジュ島で見かけた日本人の子供の名が「こやま」というのだけがすっきりしませんでした。
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