映画鑑賞ノート25 (2017.1.5作成)
2017年 02月 01日
1(~2)行目:鑑賞した月/日 タイトル(原題)制作年・制作国 監督
(2or3)行目以下:キャスト、一言メモ
☆画像は「赤い靴」
10/3 ある愛へと続く旅(Venuto al Mondo)2012 伊・西
セルジオ・カステリット
ペネロペ・クルス、エミール・ハーシュ、A・ハスコビッチ
男たちの人間性が心に残る深くて美しい作品。
10/6 Burn Burn Burn 英 チャーニャ・バトン
ローラ・カーマイケル、クロエ・ピリー、J・ファージング
二人の女が死んだ男の遺灰を撒く旅に出る。Downton Abbey
のいじけた次女(カーマイケル)が頑張っている。
10/8 レッスン(Take the Lead)2006米 リズ・フリードランダー
アントニオ・バンデラス、ヤヤ・ダコスタ、ジェナ・ディーワン
若いときは暑苦しかったバンデラスがいい感じに渋くなった。
10/13 夢と希望のベルリン生活 2015西 ナチョ・ベリーリャ
ヨン・ゴンサレス、フリアン・ロペス、ブランカ・スアレス
あこがれのベルリンへやって来た若者がボロボロの生活に転落。
と思いきや見事に立ち直る。立ち直れたのはベルリンだから?
それともスペイン人だから?
10/15 女たちとの会話(Conversations with Other Women)2005米
ハンス・カノーザ
アーロン・エッカート、ヘレナ・ボナム=カータ、E・アイデム
最初から最後まで左右2分割画面にした意図は?効果は?
10/19 食客(식객)2007韓 チョン・ユンス
キム・ガンウ、イム・ウォニ、イ・ハナ、アン・ギルガン
若き天才料理人とそのライバルが料理対決をする。原作は漫画。
10/22 あなたを抱きしめるまで2013英 スティーヴン・クリアーズ
ジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン、Bジェフォード
原作はノンフィクション『The Lost Child of Philomena』
修道院で産んだ子と引き裂かれた女性の息子を求める長い旅。
11/1 ブラッド・ワーク 2002米 クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド
犯人(サイコでした)との対決場面は例の「崖の外れ」。しかも
応援は呼んでいない。原作はマイクル・コナリーのベストセラー。
11/18 猫の恩返し 2002日本(スタジオジブリ) 森田宏幸
主人公が全くかわいくないのに何か意味が?と思ったが、ただ
かわいくないだけだったのでした。
11/20 水曜日のエミリア 2009米 ドン・ルース
ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、リサ・クドロー、
美男美女の共演。因みにポートマンはハーバード卒の高学歴女優。
コーエンはギルモア・ガールズで進学校の教師役(だからなに?)
11/22 忘れた恋の始め方 2009米 ブランドン・キャンプ
アーロン・エッカート、Jアニストン、マーティン・シーン
シーンと白いオウムはよかったけれど、話はイマイチでした。
11/24 ブルックリン(Brooklyn)2015愛英加 ジョン・クローリー
シャーシャ・ローナン、エモリー・コーエン、Dグリーソン
アイルランドからアメリカに渡った若い女性。明るい前途が見え
始めたとき、急遽帰国することになって…。原作はこちら→
11/24 キャロル(Carol)2015米 トッド・ヘインズ
ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラー、サラ・ポールソン
原作はパトリシア・ハイスミスの同名小説。ブランシェットの声
の低さと体格の良さにびっくり。マーラはヘプバーンの再来。
11/26 団地 2015日本 阪本順治
藤山直美、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工
ファンタジーは嫌いじゃないけれど、この作品は前半と後半の
トーンが違いすぎ。団地の人間喜劇に徹した方がよかったのでは?
11/26 ギルモア・ガールズ(A Year in Life)
中年のローレライと薹がたったローリーだけれど、それでも
やっぱり健気なガールズのふたりが愛しい。
11/29 深夜食堂 日本 山下淳弘
(タンメン、アメリカンドッグ、トンテキの3作だけ見ました。)
小林薫、佐藤B作、新井浩文、不破万作、小林麻子
12/9 言の葉の庭 日本 新海誠
詞と曲=大江千里(チサトではなくセンリのほうですね)
引用歌=雷神(ナルカミ)のすこし動(トヨ)みてさし曇り雨も
零(フ)らぬか君を留めむ/雷神の少し動みて零らずとも吾は
留らむ妹し留めば
12/22 赤い靴 1948英 マイケル・パウエル、Eプレスバーガー
モイラ・シアラー、Aウォルブルック、レオニード。マシン
レルモントフはディアギレフがモデルとか。バレエが圧巻。
色彩も光と影の扱いも素晴らしい。ただし音楽は印象が希薄。
シアラーの腿が昔見たときよりむちむちしているように見える。
12/24 Blue Jay 2016米 アレクサンドル・レーマン
マーク・デュプラス、サラ・ポールソン
白黒映画。若き日の恋人との再会によって蘇った愛と苦しみ。
やや冗漫だが、後味は悪くない。
12/28 第三の男 1949英 キャロル・リード
ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ
脚本=グレアム・グリーン。音楽=アントン・カラス
四分割統治下のウイーンを舞台にしたフィルム・ノワール。
見所いっぱいの作品で、何度見ても引き込まれる。