『누가 해변에서 함부로 불꽃놀이를 하는가』(김애란, 문학동네)


c0077412_16543880.jpg『誰が海辺で気ままに花火を上げるのか』(金愛爛著、2005)
男の子と父親の二人暮らしの家庭。ある日の午後、ふぐ屋でふぐ鍋を食べ終わると、父親が息子に言う。「ふぐには毒があるから、おまえは今晩寝ちゃだめだ、寝たら死んでしまう。おれは大人だから大丈夫だが」と。家に帰る途中で出会ったおばさんが、夜、台風が来るそうだから味噌瓶にふたをして、洗濯物を取り込むように、と二人に声をかける。男の子は自分になにかあっても父親がいつも通りに洗濯してある服が着られるように、そして味噌も食べられるように、と洗濯物を取り込んで味噌の瓶にふたをする。それでもやはり死ぬのは恐いので、寝ないでいるために父親にいろいろ話をしてもらおう、と思った男の子は、夜遅く帰宅した父親をつかまえて散髪してもらいながら、ずっと気になっていたことを父親に尋ねる。「父さん、ぼくはどうやって生まれたの?」

おもしろおかしい作り話で息子をからかう父親。そんな父親の話を半信半疑で聞きながら、やっぱり信じてしまう男の子。妻であり母であった女性を心に思いながら、二人で明るく生きていく父子の物語。

著者は1980年生まれ。2003年に『노크하지 않는 집(ノックしない家)』で文壇デビューして以来、李相文学賞など数多くの文学賞を受賞している。(2014.4.12読了)
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by nishinayuu | 2014-07-14 16:55 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)
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Commented by マリーゴールド at 2014-07-14 19:15 x
ほのぼのするストーリーですね。
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