「ほっ」と。キャンペーン

『The Little Prince』(Antoine de Saint-Exupéry著、英光社)

c0077412_14294719.jpg
『The Little Prince』(Antoine de Saint-Exupéry著、英光社)(Translated into English by Katherine Woods,1966)

本書は1944年7月に地中海上空で消息を絶ったサン=テグジュペリの遺作『Le Petit Prince』の英訳版である。手許にあるのは福田陸太郎による注釈付きの本で、20代の頃に購入して以来、何度か読み返している。毎回、いいなあと思うところも同じなら、あまりおもしろくなくて飛ばし読みしてしまうところも同じで、それにしても絵はいまいちだなあ、と思うのも同じである。作者もそういう反応を見越してか、星の王子様に「Your baobabs—they look a little like cabbages」と言わせている。それはともかく、ほっとしたとき、あるいはほっとしたいときにふと繙いてみたくなる作品である。
いちばん好きなのは[6](一日に何度も夕日を眺める話)。その次は[19](高い山に登ってこだまを聞く話)、それから「20」(自分のバラが何の変哲もないただのバラだとわかる話)と「21」(狐のおかげで、自分のバラはやはり特別な存在だと気づく話)。
最後に、本書の中の名言を並べてみる(あるサイトにサン=テグジュペリの名言集というのがあったのでそれを真似て)。
One loves the sunset, when one is so sad…
It is the time you have wasted for your rose that makes your rose so important.
What makes the desert beautiful is that somewhere it hides a well.
(2014.3.28読了)
[PR]
by nishinayuu | 2014-06-28 14:30 | 読書ノート | Trackback | Comments(1)
トラックバックURL : http://nishina.exblog.jp/tb/22293897
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by マリーゴールド at 2014-06-30 00:17 x
英語の原書で愛読書があるなんて素敵ですね。
<< 『少女』(アンヌ・ヴィアゼムス... 『剣ケ崎』(立原正秋著、筑摩現... >>