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『役得がございます』(李根三原作)

c0077412_9304234.jpg『국물 있사옵니다』(이근삼原作)
『役得がございます』(李根三原作)のシナリオ。韓国語講座のテキストとして読んだ。Webで調べたところ、ミュージカル劇にもなっているようだ。
大学は出たけれど仕事の面でも女性関係でもぱっとしない主人公が、兄には親の還暦祝いの金銭的な負担を強いられ、隣の男にはコーヒーをたかられ、あてにしていた女性は兄の方になびいてしまい、とさんざんな目に遭う。このままでは損害を被るばかりの人生で終わってしまう、と考えて、それまでの良識のある生き方を変え、「新しい常識」なるものによって生きていこうと決心する。すると会社ではとんとん拍子に出世し、成娥美とはいい仲になり、ふとしたことから大金も転がり込んできて、いいことずくめに見えたが、やがて……という筋書き。舞台装置のほとんどない簡素な舞台で演じられることになっている。
登場人物は以下の通り
金常凡――31歳の独身男。
金常鶴――常凡の兄で大学教授。朴勇子と結婚したあと、大学より給料のいい私立小学校に転職。
金常出――常凡の弟。大学受験生。
社長――製鉄会社経営者。クリスチャン。
裵永敏――経理課長。常凡の上司。常凡に汚職を見つけられ、左遷される。
朴専務――常凡の上司。成娥美の不倫相手。
成娥美――社長の死んだ息子の妻で、社長秘書。不倫を知った常凡に脅され、やむを得ず常凡と結婚。
タンク――常凡の隣の部屋の男。やくざ者。玄小姫と共謀した美人局で常凡をゆする。
玄小姫――タンクの女。常凡を脅して得た儲けを独り占めしようとしたタンクに殺される。
管理人――常凡の住んでいるアパートの管理人。家族に内緒の大金を常凡に預けたあと急死。
朴勇子――同じアパートの住民。はじめ常凡に気があったが、常鶴と出会って鞍替えする。
文女史――朴勇子の母親。常凡にキムチなどをせっせと届けて娘とくっつけようとする。
(2011.11.3読了)
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by nishinayuu | 2012-01-18 09:30 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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