人気ブログランキング | 話題のタグを見る

韓国の詩「波濤」 馬鍾基


韓国の詩「波濤」 馬鍾基_c0077412_17102988.jpg
「波濤」 馬鍾基




愚かなるかな 海の波濤よ
この海岸を埋め尽くす 家ほどもある岩岩に
夜昼となく胸ぶつけ うめき声などあげたとて
白く細かい泡沫が 血の如く飛び散るだけよ。
三百年も経ったあとなら
寝っ転がると くすぐったくて心地よい
白い砂地の浜になるかもしれないが。

そんな時まで 誰がおまえを覚えていよう。
曲がった腰で ひとり寂しく踊るのか?
愚かなるかな 海の波濤よ、歳月が流れ去るのも知らないで
嵐を焦がれ 夢を見ていて どうする気かね?
長い手紙を書いては消して また書いている
遠くからでも休むことなく働きかける 波濤の手。


파도 마종기
미련한 파도야
이 해변에 깔린 집채만한 바위들
밤낮 네 가슴으로 치고 울어보아야
하얀 피의 포말만 흩어질 뿐인데.
한 삼백 년은 지나고 나야
네 몸 굴리면서 간지럼 즐길
흰 모래사장이라도 되어줄 텐데.

그때가 되면 누가 너를 기억하겠니.
허리 구부린 채 혼자서 춤출래?
미련한 파도야, 세월 가는 것도 모르고
목마른 폭풍만 꿈꾸면 어쩔래?
긴 편지를 쓰고 지우고 다시 또 쓰는
멀리서도 쉬지 않는 파도의 손.
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by nishinayuu | 2011-11-27 17:13 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)

読書と韓国語学習の備忘録です。


by nishinayuu