韓国の詩「石垣にささやく日ざし」 金永郎
2010年 05月 26日
돌담에 석삭이는 햇발
돌담에 석삭이는 햇발같이
풀 아래 웃음짓는 샘물같이
내 마음 고요히 고운 봄 길 위에
오늘 하루 하늘을 우러르고 싶다
새악시 볼에 떠 오는 부끄럼같이
시의 가슴에 살포시 젖는 물결같이
보드레한 에메랄드 얇게 흐르는
실비단 하늘을 바라보고 싶다.
石垣にささやいている日ざしのように
草かげでほほえんでいる泉のように
うららかに春めく道にゆったり坐り
大空を一日ずっと眺めていたい
新妻の両頬染めて恥じらうように
詩心にしっとり浸る流れのように
やわらかく青みをおびて漂っている
大空の絹織物を眺めていたい
☆各行の拍数を5・7・7に揃えてみました。そのせいで7行目にあるエメラルドという語を生かせなかったのが残念ですが。
作者については右の欄にある「韓国の著名人」→【ㄱ】の順にクリックして、【김영랑】のところをご覧ください。