韓国の詩「空き家」 奇亨度

愛に敗れて わたしは書く

お別れだ、短かった夜たちよ
窓外に流れていた冬の霧たちよ
なにも知らずにいた蝋燭の火たちよ、お別れだ
恐怖を待っていた白い紙たちよ
ためらいの代わりに流した涙たちよ
お別れだ、もう自分のものではない熱望たちよ

今わたしは盲人のように、手探りで扉に錠をさす
わたしの痛ましい愛を空っぽの家に閉じこめて


빈집       기형도

사랑을 잃고서 나는 쓰네

잘 있거라, 짧았던 밤들아
창밖을 떠돌던 겨울 안개들아
아무것도 모르던 촞불들아
망설임을 대신하던 눈물들아
잘 있거라, 더 이상 내 것이 아닌 열망들아

장님처럼 나 이제 더듬거리며 문을 잠그네
가엾은 내 사랑 빈집에 갇혔네


☆作者については右欄の「韓国の著名人」→기형도に簡単な説明があります。
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by nishinayuu | 2010-02-07 14:58 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
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