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『The Story of Doctor Dolittle』(Hugh Lofting著、Penguin)

c0077412_1071459.jpgドリトル先生シリーズの最初の巻で、作者が息子のために語って聞かせた話をまとめたもの。
もともとは人間を対象にする医者だったドリトル先生が動物の医者になったいきさつ、妹のサラが出て行ったいきさつ、アフリカへ行くことになったいきさつとそこで起こった出来事、アフリカ脱出後の冒険などが語られる。
ドリトル先生一家の主要メンバーである鸚鵡のポリネシア、犬のジップ、アヒルのダブダブ、豚のガブガブ、猿のチーチーなどはこの巻の冒頭ですでにドリトル先生といっしょに住んでいて、みんな先生のアフリカ行きに同行する。そしてアフリカで世にも珍しい動物Pushme-Pullyouやジョリギンギ国の王子バンポとの出会いがあり、ここでドリトル先生一家が勢揃いすることになる。
作者自筆の挿絵も楽しく、何か読みたいけれど重いものはだめ、という場合に格好の読み物である。(2009.9.6記)

☆この巻も、次の巻『The Voyages of Doctor Dolittle』も、前に読んでからずいぶん経っていたせいで細かいところは覚えていませんでした。それで、今回先に読んだ第二巻目の、バンポの顔が白から黒に急変する場面の意味がよくわからなかったのですが、この巻を読んですっきりました。それにしても今では御法度の差別用語や差別的表現がなんと無邪気に使われていること!時代を感じさせられました。
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by nishinayuu | 2009-10-26 10:07 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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