『我が国の文化における謎 1』(朱剛玄著、ハンギョレ出版)

c0077412_9563169.jpg『우리 문화의 수수께끼 2』(주강현著、한겨레출판)
『韓国文化の謎』と題した2冊本の下巻。著者は韓国民族研究所所長、韓国歴史民族学会会長などを務める学者。
古代から現在に至るさまざまな「謎」が16章に分けて解説、検討されている。日本の鬼と似て非なるトケビを取り上げた章や、味噌・醤油・コチュジャンなどの「醤」文化を取り上げた章は、日本文化との比較もあって興味深い。また、農民の結束を象徴する「風物」、現代に生きるシャーマニズム「ムダン」、韓国版トーテムポールの「チャンスン」、茅葺きの亭子と楼閣の亭子、などの章もいろいろ勉強になる。
各章が短くまとめられており、文章も平明なので、教科書というより気楽に読めるサイドリーダーといったところ。ふんだんに使われているカラー図版も楽しい。ただし、図版の中にはきわどいものもかなりあるので、電車の中などで読む場合は要注意。(2009.3.28記)
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by nishinayuu | 2009-06-09 09:56 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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