『覆面作家の夢の家』(北村薫著、角川書店)

c0077412_9274496.jpg『覆面作家は二人いる』の続編で、「覆面作家と謎の写真」、「覆面作家、目白を呼ぶ、」「覆面作家の夢の家」の三部からなる。なお、覆面作家とは新人作家・新妻千秋のペンネームで、覆面が姓、作家が名ということになっている。
「覆面作家と謎の写真」は、その場にいるはずのない人が写っている写真の謎を、覆面作家の千秋さんが鮮やかに解き明かす話。
「覆面作家、目白を呼ぶ」は、語り手の岡部良介が目撃した車の転落事故が、仕組まれた殺人事件だったことを覆面作家の千秋さんが喝破する話。
「覆面作家の夢の家」はドールハウス愛好家たちの謎解きゲームに覆面作家の千秋さんが一役買う話。堀川百首などをとりこんだ著者お得意の蘊蓄系の推理ものである。 良介と千秋がだんだんいい感じになってきていて、次の作品でもしかしたらもしかする?と期待を抱かせて終わっている。(2009.1.6記)
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by nishinayuu | 2009-03-26 09:27 | 読書ノート | Trackback | Comments(0)
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